千葉ロッテマリーンズの「千葉マリンスタジアム（ＱＶＣマリンフィールド）」の売店「ひろ屋」が、球団から不当な扱いを受けてきたとＦａｃｅｂｏｏｋで暴露し、騒然となった。

騒動の発端は、２０１５年１０月２５日の更新内容だった。「今年度をもって戦力外を通告され契約を更新することができませんでした」。これまでも不利な条件下で悪戦苦闘してきたが、球団側にことごとく裏切られてきたというのだ。一例として、球団側の要請で、売り上げを期待できない場所での営業を強いられたことがあるという。

その際、ひろ屋は独自のメニューを開発して売り上げを伸ばした。販売内容が重複しないようにするため、異なる売店が同じメニューを出すことは基本的に認められてこなかったという。ところが、ひろ屋が開発したメニューが人気で売り上げが伸びると、他の売店が同じメニューを出すことを球団側が認めてしまったというのだ。


また、「毎月の会議では、ありもしないことを言われてました」という。アルバイトの店員が、球団職員から不当に扱われたこともあったそうで、その具体例を記している。球団側の関係者は商売の知識がないまま無理難題を押し付けてくる上に、球団に提出している売り上げデータも適切に管理・利用できていないと批判した。


もし自身の主張を虚偽であると球団側が反論するならば、証拠のメールや録音データを公開する用意があるという。当サイトでは、ひろ屋を経営するミツヒロ海産有限会社に詳しく話を聞こうと考え、取材を試みた。だが、本社も系列店の居酒屋も、ＨＰに記載の電話番号は全て解約済みのようで、連絡がつかなかった。


株式会社千葉ロッテマリーンズに尋ねたところ、本件については把握していなかったと、総務の担当者は述べた。球団の飲食担当に確認し、詳細を調べるという。

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高橋