●更新日 10/15●






白バイ探偵が斬る〜交通違反切符を発行するタブレット端末が警視庁から導入される理由








ガルエージェンシー埼玉北 代表・長野 浩和 ガルエージェンシー埼玉北 代表・長野 浩和
前職は警察官。取締りのほか数々のキャンペーン、テレビ番組『警察24時』での取材対応も行う。優秀警察官表彰、管区警察学校での学業成績優秀表彰等多数の表彰を受賞。30年務めた警察を退職後、信条である「義」を貫くために探偵となる。
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警視庁が「交通違反の切符を素早く発行できる」タブレット端末を全国で初めて開発、今年12月から導入します。

表向きの発表では、
「交通違反の取締りの際に、1件あたりの取扱時間が10分〜20分ほどに短縮され、業務の効率化を図る」
としていますが、現在でも交通機動隊や高速隊の隊員は10分もかからず作成しているため、辻褄が合っていません。

実際、私が警察官だった時は「5分で作成しろ」と言われたり、違反時間から交付時間まで時間がかかりすぎると、ペナルティを受けたりしていました。


今回のタブレット端末の真の目的はデータ入力の簡素化、さらには膨大なデータを収集するためではないでしょうか。

現在も違反切符は担当者が端末入力していますが、タブレット導入により事務処理がより簡素化され、入力ミスも軽減されます。また、タブレットにはカメラもついているため、違反車両もデータ化することが可能となります。

今回の件は運転免許証にICチップを埋め込んだときから既に計画されていたような気がしてなりません。真の目的は「官僚のみぞ知る」です。


今回の予算は自治体から出るでしょう。そのため、資金力のある都道府県、つまり警視庁(東京都)から導入されるはずです。むしろ、これだけの予算が組めるのは警視庁だけかもしれません。

実際、1着数十万円する白バイ警察官が着ている防寒用の革ジャンや特殊素材も、警視庁から徐々に導入されました。

あからさまだったのは、導入当初の箱根駅伝大会。警視庁の管轄区域では、先導の白バイは最新鋭。警察官も交通乗車服と同じデザインの防寒ジャンパーを着用していました。

しかし、先導が神奈川県に変わると、防寒ジャンパーが黒の革ジャンに(笑)合同で活動する時、ここぞとばかりに最新鋭の機材を導入してくるのが警視庁なのです。



ガルエージェンシー埼玉北 代表・長野 浩和



ガルエージェンシー埼玉北


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