●更新日 06/05●






連続油まき事件、キリスト系カルト教団の創立者に逮捕状!








ガルエージェンシー奈良中央/奈良橿原 代表・福林 英哉 ガルエージェンシー奈良中央/奈良橿原 代表・福林 英哉
刑事警察において組織犯罪や特殊知能犯罪を担当し、1999年にガル奈良橿原、2013年に新ガル奈良中央を開設。これまでに刑事、民事事件を多数解決する。卓越した調査力、誠実で丁寧な相談が好評を得ている。
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寺に油のような液体をまいた容疑で、ニューヨーク在住の52歳の男に逮捕状が出た(関連記事)。

逮捕状が出ているのは、キリスト教系の宗教団体の創立者である金山昌秀(52歳)である。

金山昌秀


金山容疑者は、IMMというキリスト教系の宗教を立ち上げた人物であるが、本業は産婦人科の医師であり、ニューヨークで病院の所長である。

IMM

同容疑者は医師である傍ら、熱心に布教活動を行い、全国各地で講演活動を行っている。

その講演では「呪われた寺に油をまいてお清めをした」と自らの犯行を吹聴していたという。

全国の有名な寺や神社で油を撒いて回る所業は、確信に満ちているのであろう。同容疑者にとっては犯罪ではなく、あくまでも宗教儀礼であるというのだ。


犯行は防犯カメラにより確認されているが、その犯行を立証することは困難を極めると思われる。

逮捕されたとしても、同容疑者が犯行状況を素直に供述するとは限らない。千葉県警、奈良県警は苦労するだろう。

また、アメリカにいる容疑者を逮捕することは必ずしも容易ではない。自ら帰国するのを待つか? それとも国際手配するか?

いずれにしても近日に事件は大きく動くことは間違いない!



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