●更新日 08/07●
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芦屋迷宮案内【十三の巻】 〜理化学研究所笹井氏の自殺現場へ〜








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神戸市中心街のすぐ海側に、ポートアイランドという広大な人工島がある。

阪神・淡路大震災によって壊滅的な打撃を受けた神戸市は、再生を賭けて、この人工島に先端医療の一大研究エリアを構築してきた。

大学や企業の研究施設を数多く誘致したが、中でも中心的役割を果たしているのは、今話題の「理化学研究所」である。

神戸医療産業都市の戦略


ちなみに、ポートアイランド内を走るポートライナーという新交通システムの駅名には「京コンピュータ前駅」や「医療センター駅」などがある。

駅路線図

京コンピュータ前駅にあるのはその名の通り、事業仕分けで「2位じゃダメなんですか?」と蓮舫議員に予算削減され、逆に奮起して当時世界一位の計算速度を出した、あのスーパーコンピュータ「京」である。

医療センター駅には神戸中央市民病院、そしてSTAP細胞の研究が行われた「理研CDB(理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター)」がある。

理研CDB(理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター)

理研CDB(理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター)

理研CDB(理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター)


今月5日、STAP細胞問題やその後のマスコミによるバッシングなどで精神的に追いつめられたのかどうかはわからないが、まさにこの場所で、副センター長の笹井氏が自殺するという悲劇的な事件が起こってしまった。

マスコミ

成長戦略の柱として期待される再生医療分野の、世界的権威だった笹井氏の自殺。

笹井氏は神戸医療産業都市構想の誘致活動や予算獲得にも大きな影響力を持っており、安倍政権の技術立国構想のみならず、今後の神戸市の再生計画にも影響を及ぼさないことを願うばかりである。


STAP細胞問題は今後の解明に任せるとして、笹井氏のご冥福を心よりお祈りいたします。合掌。




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