●更新日 12/04●


覚せい剤で逮捕の元AV女優〜倖田梨紗・・・東京地裁


覚せい剤・大麻取締法違反の容疑で逮捕されていた被告人、菊池有紗(23)=東京都港区、ホステス=の公判が東京地裁で行われました。
被告人は元AV女優(倖田梨沙)で、交際していたプロテニス選手の宮尾祥慈と共に逮捕されていました。
被告人は1年4ヶ月前から、月に1〜2回覚せい剤を密売人から購入して使用していました。
菊池有紗被告

ジャージ姿で法廷に現れた被告人は、不安そうに満員の傍聴席を見回し、母親を見つけるとコクリとうなずきました。
まずは情状証人として母親が証言台に立ちました。
弁護人  今回の原因についてどう思いますか?
母親    さみしかったのでは… 去年祖父が亡くなった事…子供の頃から可愛がってもらっていたので…
弁護人  被告人が前のような仕事をすると言ったらどうしますか?
母親    させません。
検察官  社会復帰後、どうやって薬物に染まらないようにしますか?
母親    本人の自覚を信じます。
被告人は母親が証言している最中、ハンカチで何度も涙を拭っていました。

次に被告人へ、弁護人からの質問。
弁護人  今回の原因は?
被告人  おじいちゃんが死んだ後に仕事を辞めちゃって、精神的に不安定で…考える余裕がなくなった…
弁護人  病院へ行っていた?
被告人  精神的におかしくて…自律神経失調症とパニック障害に…
弁護人  家族へは相談した?
被告人  おじいちゃんが亡くなって、母が病気(パーキンソン病)で相談できなくて…薬(覚せい剤)をやっていました
弁護人  薬物について考えた?
被告人  何に関してもプラスになるものがない…二度と手を出さない…

続いて検察官からの質問。
検察官  この1年くらい月1で買っていた?
被告人  吸いたくなったら買っていました…
検察官  寂しさを忘れる為にやっていたというが、1年間ずっとなのはなぜ?
被告人  寂しさ…一人でいると…仕事を変えて、やりがいのない気持ちとか…
検察官  二度と手を出さないと、この場で誓えますか?
被告人  はい。

被告人は終始泣きながら小声で話すため、皆聞き取りづらそうにしていました。
そして裁判官は…
裁判官  よく聞き取れなかったんだけど、弁護人に渡した手紙の内容であなたの気持ちは伝わりますか?
被告人  はい。


判決は懲役1年6月、執行猶予3年。(求刑 懲役1年6月)


最後の被告人の言葉は…
強制的ではありましたが、薬を辞めるきっかけができました。ありがとうございました。



ガル探偵学校スタッフ



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