●更新日 10/30●


トラウマ 〜セクハラ警察官〜


「父を探して下さい」
ある女性(28歳)からの相談でした。
父は長年勤めた会社を辞めてから、行方不明なのだという。
捜査に有効な情報が少なく、難しい調査であった。

こういった身内の行方(家出人)調査の場合、警察へ捜索願を出してもらうのですが…
依頼者(女性)は、警察への届出を異常なほど嫌がります。
その理由について、聞いてみました。

女性は10代の頃、ヤンキーだったそうです。
当時は、暴走や万引き等で何度も警察のお世話になったそうです。



その後、更生して社会人になりました。
24歳の時、当時付き合っていた男性との子供を2回中絶しました。
そんな自暴自棄の時、妊娠検査薬を大量に万引きしてしまった…

当然、逮捕された。
その時、ある警察官(30代)が事情聴取をしながらセクハラをしてきたそうです。



女性はかなりの美人です。
それが仇となったのか…

太もも辺りをしつこく撫でられ、口説いてきた。
「親に万引きを知られたくない…」
その事と過去の犯歴からも責められ、交際を断れない様に脅されたそうです。



その時はなんとか断れました。
その事を他の警察官に話しても…
「あんたの方から誘ったんじゃないの?」
とニヤニヤしながら答え、話を全く信じてもらえなかったそうです。

その後、警察官は何度も女性のアパートを訪れる…
「様子を見に来た…盗品がないか部屋の中を調べていいかな?」
初めはそう言われ、仕方なく部屋に入れたそうです。
部屋に入った警察官は捜査をする訳ではなく、女性を口説きに来る。
「親には黙っててやっただろ…言ってもいいんだよ…」
そうやって女性の弱みに付け込んで…
そんな事が何度も続きました。



誰にも相談出来ず…
警察には信じてもらえない…
訴えればすべてがバレてしまう…


自殺も考えたそうです。

そんな事があってから、女性は警察へ行くのが怖くなりました。
またセクハラされるのでは…と。



その警察官が他の警察署に移動になってからは、アパートに来る事もなくなったそうです。
この話を聞いている最中、女性は人が変わった様な興奮状態でした。
完全なトラウマです。

そんな警察官がいるとは、許せませんね…



ガル探偵学校スタッフ



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