彼女の秘密・・・後編

彼女の入ったマンションを監視した。
２時間後
マンションから彼女が１人で出てきた。
すると、近くの雑居ビルの裏口から中へと入っていく。



数分後
雑居ビルから彼女と一緒に男性が出てきた。
２人はそのまま近くのラブホテルに入っていった。
この行動は・・・風俗だ。



雑居ビルを調べると、ある風俗店の受付案内所があった。
ホテル型の風俗店である。
調査員は客を装い、その店の女の子の写真を見せてもらった。
するとその中に、彼女の写真があった。



１時間後
彼女と男性はホテルから出てきた。
ホテル前で２人は別れ、彼女は雑居ビルへ戻っていった。
数分後
ビルの裏口から出て、先程のマンションへと戻っていった。
そのマンションは、風俗店の待機場所だったのだ。



その後の調べで、彼女は３年前から風俗店で働いている事がわかった。
秘密のケータイはお仕事用。
風俗嬢であることも、ずっと秘密にしていたのだ。
彼に言っていた勤務先は、前職業である。

数日後、すべてを報告すると、依頼者（彼）は暫く泣いていた。
その後
「知り合った頃には、すでに風俗嬢だったんですね。　疑いもしませんでした。」
「最初から知っていても、彼女と付き合いましたよ・・たぶん・・・」
「今後、彼女と話し合いをして、将来の事を考えます。」
そう言って事務所を後にした。



ガル探偵学校スタッフ