●更新日 11/14●
増税断固反対!不屈のビール業界
麦芽ではなく、原料にえんどう豆や大豆を使用したビール風飲料、通称『第3のビール』。
低価格で人気だが、来年度の税制改正で増税が検討されている。
増税されれば当然値段も上がる。
街の中には
「仕事終わっての一杯を楽しみにしている小市民から税金とるな」
等という声も。
これまでビールの重税に対し発泡酒、第3のビールを開発し、庶民達に美味い酒と至福のときを与え、不屈の闘志を見せてくれたビール業界。
ならば次ぎは『第4のビール』が登場か?
大手ビール製造会社・サッポロ、サントリー、キリン、アサヒに話を聞いてみた。
まず各社第3のビールを『第3のビール』ではなく『新ジャンル』と呼んでいる。
そして節税の為に開発したのではなく、『スッキリ味』を追求した結果できたのが、ビールでも発泡酒でもない『新ジャンル』アルコール飲料とのこと。
増税には各社共に当然、断固反対。
「消費動向によって増税されるのは納得できない」
「これでは商品開発する意味がない」
等もっともな意見が聞かれた。
しかし、今のところ各社共に
「税体系がどのようになるのか分からず、まだ増税されるかも決まってはいないので、(『第4のビール』になるような商品を開発する)動きはない」
増税されることを前提に第4のビールを開発するのではなく、主に増税反対署名運動で国に対しアピールしている。
ただ、節税の為でなく純粋に
「品質、価格共にお客様に喜ばれる商品開発に常に取り組んでいます」
とのこと。
第3のビール(新ジャンル)増税案は第4のビール開発阻止の狙いもあると言われている。
しかし例え増税が決まったとしても、日本のビール製造会社には優れた技術力がある。
是非、政治家達も毎日飲まずにはいられない美味しい新商品を開発して頂きたい!
そして政治家達に、
「こんなに買うことになるなら増税をやめればよかった…」
と後悔させれば、
それこそ気分は『スッキリ』爽快だ。
li.kouji
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