●更新日 11/15●

ラリーとマスコミの矛盾


町田女子高生殺害事件。
ヤフーニュースに少年についてのこんな記事が。。。

「近所では年下の子供と鬼ごっこをして遊び、「兄ぃ」と親しまれた」

ラリっていたのは新聞記者か?
この記事のソースは産経新聞(日曜日更新)。
一人でもラリっていない記者を現地に派遣していたなら、土曜日の取材であだ名が「ラリー」ということはわかったはずだ。
早くに「ラリー」というあだ名を出した本サイトだが、新聞はそういうのを出せないだけで現場の報道関係者らは当然知っていた。
スポーツ紙も昨日になり、「ラリー」のあだ名を報じている。

「兄ぃ」と「ラリー」。

発音は似てるが中身は全く違う。
そもそも「年下の子供と鬼ごっこ」とあるが、そんな微笑ましい姿は浮かんでこない。
少年は「ラリーはラリってる!」と罵られ、子供達を追いかけようとしたのだ。
その子供達というのも、人目もはばからず自販でタバコを買うような中学生連中である。

確かに現場は異なる情報が錯綜している。
その中から真実を拾い集めるのは難しい事だが、犯人がキチガイ少年であることを報じなければ事件の真相は見えてこないはずだ。
どうして「兄ぃ」と書いたのか、意味不明である。

⇒他にもまだある情報の矛盾


「サーヤが結婚したらこの事件はどこもやらなくなるみたいですよ」(某紙記者)

マスコミは今日を境に横並びの祝賀ムード。
この事件も片隅に追いやられる。


結局、女子高生の昔の映像や趣味など、被害者情報を垂れ流すだけ垂れ流して終わったのではないか。
1文に1回以上、まるでラリったかのように被害者の名前を連呼する記事もあった。(⇒これ
被害者のほうが人権を侵害されているのは明らかだ。

「こいつが犯人!」と画像を貼られ事件と関係のない人間にも人権侵害が広がっている。
ざっと確認したところ全て偽物。




▲マスコミが去った後に残ったタバコの吸殻



テレビだとモザイクで見えないが、ラリーのあごにはインパクト大のほくろがある。



カグウェル


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