スパイ日記
渡邉文男 MAIL : spy@tanteifile.com



10月26日(金)



昨日、日記才人で最高の得票(321)と最高のクレーム(106)をいただきました。


ど〜して助かったんだっ! 教えろっ!の嵐・・・・。


(読んでいない方は、このページ下のある昨日の日記をぜひお読みください)


みなさんをこのまま放置プレイにするとあとが怖いので、正解を書きます。




配電盤室(小さな箱)に閉じ込められ、四日間も出られず、気がふれそうになる寸前、


私を助けたのは、ヒント→「でんでんむし」と書きました。


すると、掲示板やメールで


でんでんむしを食べて生き延びたのか?


でんでんむしの気持ちを探偵小説風に書いたのか?


かたつむりが助けに来たのか?


でんでんむしに変身したのか?


それじゃ、でんでん虫がヒントでもなんでもなく



主役です。


あと、中には


体がやせて縮んで、その表紙でドアが開いた。


どんな表紙? 



これはたいへんだと思い、ヒントに(昔のNTT)と書き足しました。


すると



NTTはかたつむりだったのか?


でんでんむしが社長だったのか?


という質問が殺到。



攻撃に耐え切れず、掲示板に「昔は電電公社、つまりでんでん、と言われていた」と書いて


ようやく沈静化。


で、次に多かった質問が


BOSSのあられもない姿をNTTに見られたのですね?


もう私のことはほっといて・・・。



↓ では、昨日の続き。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




私は気を失いかけていた。


ん?・・・光!・・・まぶしいな・・・・


「あんた、大丈夫か?」


回線の保守に来た電電公社の職員だった。


「あ、すいません。大丈夫です。でも、あなたに警察呼ばれたり、ここの人に


見つかると、殺された人の敵討ちができません。どうか見逃してください・・・」



でんでんむしは無言で立ち去った。扉を開けたまま。



私は扉を閉めた。もちろん、二度とロックされないよう、アーミーナイフを噛ませた。



人間に戻ったら、自分が放った汚物の匂いが激しく鼻をついた。


気付け薬になる。ああ、生きてるぞ、と実感。



深夜、小箱から這い出る。オートバイとキャンプ道具を置いた野営地に向かう。



残った水でケツを洗い、着替えた。


胃痙攣を起こさないよう、少しだけビスケットをかじり、少しだけ水を飲む。



激痛が走る腰を解放するため、寝袋に潜り込み、瞼を閉じた・・・・



こうして現世に生還。




・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




その後の調べで、自殺か他殺かの答えは出ましたが、絶対に私の口からは言えません。


どうかご勘弁を。


答えのヒントは、下のボタンにあります。さあ、押してください。


(日記才人の読者登録はとっても簡単です)



イタリアのエスカルゴとかけて、でんでん虫ととく