今日の指令はギャグでかわせません。真剣にお答えしましょう。
昨日があまりにも脱糞、いや、脱線しすぎましたので・・。
映画の諜報部員、例えば007なんかは、国家公務員なので年収は
1200万円です。2時間で5回は死にそうになりますのであまりにも
安い賃金体系ですね。
私のようなSS(産業スパイの略)はそれこそ腕によってピンキリで
年収で億を稼ぐ人もいます。ホントですよ。
上級スパイは、固定のクライアントを平均で3社抱えてます。
その3社も縦のつながりが多いですね。
まったく異業種で3社、というスパイはなかなかいないですね。
異業種の依頼が入ると、その分野が得意な知り合いのスパイに仕事を
投げます。ドジるよりも、かすり(マージン)をもらったほうがいい
ですから。
だいたい、開発型の企業や悪いことをしている企業はプロを雇っています。
社員にスパイをやらせている企業もありますが、これは私らの敵では
ありません。
監視体制を取っているからと油断していますから、仕事もやりやすい
です。
一番厄介なのは、スパイ同士が現場でぶつかることですね。
同じ目的(潜入先の秘密を暴く事)であれば
お互いに協力体制も取れますが、カウンタースパイ(防御側のスパイ)が
いる場合、仕事の遂行が非常に厄介です。
自分より上級のスパイと対峙した場合、それなりの覚悟が必要です。
数年前ですが、ニューヨークのある会社に潜入した二人のスパイが
行方不明になりました。たぶん、デスピアードされたんでしょう。
つまり、スパイを一生の糧にしようと思ったら、命の取り合いも辞さない
という気持ちが無ければできません。
俗に言う「探偵」との決定的な差は、そこにありますね。
私らスパイから見れば探偵なんぞは素人と同じ、と思っていますから
ハナから相手にしませんし
ぶつかるどころかすれ違うこともありません。
極論から言えば、指令のように「スパイとは儲かりますか?」という問いに対しては、正直、こうご報告しておきます。
スパイの腕前を持って探偵をやったほうが身も安全だし、儲かります、と。
スパイと探偵を混同されている方も多いので、その違いはまた今度、詳しく
解説しましょう。
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