●更新日 08/08●
ファンタジスタ!〜中川クンに彼女が出来るまでの戦いの記録5〜
前回、あまりにも情けない結果に終った「中川くん初ナンパIN表参道」
何か、僕・・・弾けてしまったんですよ。こんな気持ちになったのは何年ぶりか。
一日掛けてその内向的な性格直してやる!ということで&夏なので湘南の海にやって来ました!
白い肌に貧弱な体
山木「まず、つべこべ言わずにコレ飲んで」
木村「ビール?しかも、デカ!」
中川くん「どういう意図が有って、こんな大きいサイズ開発したのかメーカーに問い詰めたい・・・」
木村「まぁ、まぁ。これくらい飲んでエンジン回した方がいいってもんよ」
山木「じゃ、僕らは海の家を取って荷物預けてくるから、その間に声掛ける人を見繕っていて」
中川くん「はぁ・・・」
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10分後
夏の海 ただただ酒を 飲むお馬鹿 (詠み人知らず)
木村「・・・座るなよ・・・」
山木「・・ちり、蹴ってこい」
ちり「はーい」
ちり「何、ただ座ってんの」
中川くん「いや・・・別に・・・」
山木 「勇気が出ないというのは解っているので、今日は無理やり捻り出して貰おうと思っていますから安心してください」
木村 「そうは言いますが、出ない勇気を無理やり出すのって口で言うほど簡単じゃないですよー?」
山木 「大丈夫。今日ね、2時間の間で10人に声掛けられなかったら、その場でかりあげクンの髪型にしようと思ってるので」
ちり「キャハハハハハ!!!! 見たい!!」
木村「そりゃいい!よくそういうの、思いつきますね!」
中川くん「無理です、無理です! 僕、普通の会社員なんです、会社行けなくなります!」
山木 「無理・・・? 10人に声掛けるのが無理? PRIDEに出てグレイシーに勝てとか、竹槍で戦闘機撃ち落せって言われるのが無理って言うの。君のお題は根性と気合で何とかなるから。かりあげクンが嫌なら、覚悟決めなさい」
中川くん「うぅぅぅ・・・解りました・・・」
木村 「おぉぉ! かりあげクンをOKってこと?」
山木 「10人に声を掛けれるというのを信じましょうよ。かりあげクンがお題じゃないからw」
山木 「じゃ、まず・・あの砂遊びしてる4人組。俺も混ぜてって言っておいで。ハイ、これサッカーボール色のビーチボール。ファンタジスタらしく、4人抜きを見せてくれ」
ちり 「いきなりハードル高っ!」
中川 「うぅぅ・・・行ってきます・・・」
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木村 「すっ、素通り!?(* ´Д`)」
山木 「・・・」
中川くん「ははは、無理っす」
ちり 「うわ、ニヤケてる」
山木 「・・・いや、いいんだよ。二時間後、かりあげクンだから」
木村 「確定ですね、いやー、見たいなー!」
☆その後、彼はビーチを行ったり来たり。10分後くらいだろうか。なんと!我々も予想しなかった展開に!!
彼はいきなりビーチを走り出した
いや、本当だってば。仕込みとかじゃなく、マジの話。
今回のファンタジーア!
ビデオ最大の望遠(200mくらい?)の先まで走って行った
山木 「( °д°)」
木村 「何か受信しちゃいましたかね? もしくは酒が脳に入っちゃったとか・・・?」
ちり 「このまま逃げるつもりじゃないの?・・・あっ、振り返って戻って来た」
山木 「本当、もう・・・楽しいなぁ・・・。何て言うんだろう、凄く好きなんだけど、思い通りにならない彼女と出会った時ってこんな気持ちなんでしょうねぇ・・・。木村さん、そろそろイエローカードを与えて来てください」
木村 「了解しましたw」
木村 「わーい、なっかがわ、君!!!」
木村はテコンドーをやっている
●動画ダウンロード(題して、君と逢えた奇跡) |
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山木 「一応、何をしてたのだけ聞いておこうかな?」
中川くん「いや、どんなのがいるか見て回っていたんですけど・・・」
山木 「なるほど、なるほど。ところで僕達も、ずっと歌を歌ってたんだ。えとね、、、」
山木 「カラオケ、しようよ。拳を、利かせてー(ポリ)」
ちり 「お誘い、上手ね。引き止めるー、つもりー(ポリポリ)」
木村 「月影、彩る。街のあーちーこちーでー(ポリポリポリ)」
※アニメ版「かりあげクン」の主題歌
中川くん「・・・行ってきます・・・」
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夏の海 一人見上げた 空を見て 世界は俺に 優しくはない (詠み人知らず)
木村 「たそがれてますねー」
ちり 「もう、諦めて帰りましょうよぉー」
☆しかし!この後、なんと更に考えつかなかったドンデン返しがっ!
前半戦終了。後半戦に続く――
山木&ちり&ファンタジスタ運営委員会
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