「いいとも」でブータン国王を侮辱?劇団ひとりに非難殺到
2011年12月28日に放送された「笑っていいとも!年忘れ特大号」が、物議を醸している。
原因は、番組内のコーナー「ものまね紅白歌合戦」での、劇団ひとりとAKB48の秋元才加によるネタだ。二人は、ブータン国王夫妻に扮して登場。同局の「めちゃイケ」のプロデューサーは、Twitterで「見た目だけだったらここ数年でもトップクラス!!」と評している。
「いやいやどうもどうもどうも、私たちね、今年めでたく結婚させて頂いたわけなんですけれども、まぁたくさんの人にお祝いして頂きましてね」と言うや否や、秋元はひとりを小突いて「あんたも何か一言言いなさいよ」。すると、ひとりは「元気ですか」とアントニオ猪木のモノマネを始めた。
「なんであんた、アントニオ猪木さんなのよ」という秋元のツッコミに対し、ひとりは「似てるって言われるもんですからねぇ」と返した。秋元が「似てるけど」と続けると、ひとりはビートたけしのモノマネで「こんな結婚式はイヤだ!」というネタを披露した。ネタが終わると、タモリや観客からも「似てる」との声が相次いだ。
この内容は国王夫妻を侮辱しているという意見が、ネット上に続出した。これに拍車をかけたのが、「達筆王SP」というコーナーで、ひとりが「炎上」と書いたことだ。「スター★ドラフト会議」にて、出演者が持参した大切なフィギュアを口に入れたことに非難が殺到したという騒動を、わざわざ蒸し返したのだ。
ひとりは、この件以外にも今年は度々話題になっている。「ウンナン極限ネタバトル ザ・イロモネア」にて、「YouTubeで人気の、とある動画」というネタを披露。「おはようございまーす」と挨拶するや否や、カツラが落ちるという動画を再現したもので、ネット上で賛否両論となった。
「炎上」と自ら書いた直後の炎上騒動を、ひとりは予測できただろうか。
高橋
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