●更新日 10/26●






バック・トゥ・ザ・フューチャーから30年、未来技術は人を幸せにしない?








ガルエージェンシー愛知西三河/愛知東三河 代表・村松 倫和 ガルエージェンシー愛知西三河/愛知東三河 代表・村松 倫和
自らの地元である三河地域中心に活躍。中部ブロックの副ブロック長と事務局を務め、会議運営から調査員研修まで担当する。全てのご相談者に誠実な対応を心がけ、弁護士や過去のご依頼者からの紹介が多い。「三河の調査はお任せください!」。
ご相談はこちらから 0120-484-172
ご相談はこちらから 0120-585-172




前回のつづき。

確かに、ご主人の携帯電話に送られてきた緊急位置通報には、奥様が通院したと言っているクリニックから8キロ以上離れた住所が・・・

通訳を介していろいろ説明していると、そこに当の奥様が登場。奥様は困惑した顔で、2枚の紙を差し出す。


それは、日付と時間の入ったクリニックの院外処方箋と、処方箋薬局の明細付領収書だった。

ちょうど、ご主人に緊急位置通報が届いた時刻と一致。処方箋薬局の受付時間と担当者の氏名、捺印まである。

奥様は自分への嫌疑を晴らすため、クリニックと処方箋薬局へ行き、コピーを取って来たらしい。


携帯電話のGPS機能は、建物の中にいるなど地理的な要因や通信状況によっては大きな誤差が出ることを通訳してもらい、一件落着した。


嫌疑の晴れた奥様は涙ぐみ、疑ったご主人も奥様の頬に伝った涙を指で拭い、優しく言葉をかけながら抱擁。

熱しやすく冷めやすい。まさにラテン系! と思っていたら、ご主人の顔色が見る見る沸騰状態に。

ご主人「こんな携帯電話の機能で自分たちの関係が壊れるところだった。携帯電話会社かメーカーを訴えたい!!」

とさらに興奮!

携帯電話会社の緊急位置通報機能の利用規約をネットで探し、通訳に説明してもらった。当然、免責事項に「誤差の出る可能性」について記載があり、訴えることができないと説明。何とか納得してもらい、今度こそ一件落着。


10月21日は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」から30年。
当時は未来技術だったが、現在は普通に利用している高度情報端末も、精度や使い方によってはまだまだ完成品とはいえないのかも!?



ガルエージェンシー愛知西三河愛知東三河 ガルエージェンシー愛知西三河/愛知東三河


このエントリーをはてなブックマークに追加


関連ニュース
最新技術とラテン男と通訳と私
秋を堪能! 探偵の休日の過ごし方
秋を堪能! 探偵の休日の過ごし方→探偵のボヤキね



探偵ファイルのTOPへ戻る