●更新日 10/02●
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自然の脅威 〜御嶽山噴火と広島土砂災害〜








ガルエージェンシー広島中央 代表・南田 孝好 ガルエージェンシー広島中央 代表・南田 孝好
司法書士事務所に10年勤務した後、「陰ながら人助けしたい」という思いから探偵を目指す。法律に携わった前職で培った幅広い視点と、依頼者の心を自然と開かせる癒し系の人柄が売りで、調査終了後のアフターフォローには定評がある。
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長野・岐阜の県境にある御嶽山で9月27日に発生した噴火。
行楽日和の休日の出来事だったため、多くの登山客が噴火に巻き込まれ、火山災害としては戦後最大の48人が犠牲となった。
現在も行方不明者の捜索活動は続いており、一刻も早く救助・発見されることを願うばかりである。


今回の噴火では自然の脅威をあらためて思い知らされたが、ここ広島でも同じ気持ちにさせられた自然災害がつい最近発生した。

そう、8月20日に広島市安佐北区で発生した土砂災害である。

土砂災害の現場は山の麓に広がる閑静な住宅地。
自然に恵まれながら近くには大型店舗が多くあり、大変住みよい場所だ。恐らく、災害が起こるまでほとんどの住民がそう思っていたに違いない。

広島市安佐北区で発生した土砂災害


土砂災害の爪痕が残る中、住民、ボランティア、作業員が復興に向け、現在も活動している。

発生直後から作業にあたっている作業員に話を聞いた。

「被災された方、犠牲になられた方の苦しみや悲しみを考えて、一刻も早く復興するように作業している。ボランティアの人が入ってからは、『人の力』の大きさを改めて感じさせられた。人の力は大きい」

広島市安佐北区で発生した土砂災害

広島市安佐北区で発生した土砂災害

しかし、被災した住民からはこんな話も聞いたという。

「ボランティア自体は本当にありがたいと。ただ、フェイスブックにあげるために、被災した我が家をボランティアの人が写真に撮り、片づくとまた撮り、挙げ句の果てには自撮りまで・・・・ボランティア自体は本当にありがたいが、この時ばかりは自分が情けなくて仕方なかったと言っておられた」

広島市安佐北区で発生した土砂災害

土砂災害発生から1か月半経ち、行政のあり方、ボランティアのあり方、地域の関わり方など考える時なのかもしれない。


最後に、犠牲になられた74人の方のご冥福を心からお祈り申し上げるとともに、被災された住民の皆様の一刻も早い復興をお祈り申し上げます。





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