●更新日 05/27●
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アナと雪の女王に学ぶ〜パソコン遠隔操作事件





22日の公判の罪状認否で一連の遠隔操作事件の罪を全面的に認めた片山祐輔被告(32)。
足利事件の冤罪被害者を救った佐藤弁護士は自白から一転、悪魔を弁護する立場になってしまった。

――片山さんは本当に自分はサイコパスだという意識があって、それを明らかにしたいと言ったら変ですけど。笑われるかもしれませんが、アナと雪の女王の「ありのままで」という歌が流行っていますよね。雪の女王は自分の悪魔性と戦っている訳ですよ。
もしかしたら、現代の社会にウケると言うのはそれで苦しんでいる人がいて…
ありのままということを片山さんが出来ないとダメですよ。僕たちはその治療に取り掛かったんです。


佐藤博史弁護士 真ん中:佐藤博史弁護士

皆さんの報道されていることも、弁護人を通じて犯人に伝わって、賢い人の否認の態度を強めることに役立っている。どうか正確な情報を書かれないと間違ってしまうという意味でも

私だけの反省じゃないですよ。

針のむしろです。と涙ぐみながらも最終的にメディアをディスる佐藤弁護士…
それにしても、社会的に注目された事件だけあって、会見は隙間なく報道陣がぎっしり。蒸し暑いわ空気が薄いわで意識がぶっ飛びそうになる。カメラマンの額から汗が吹き出し床へぼたぼた落ちる程。この中で強烈なフラッシュを浴びながら2時間も喋り続けた佐藤弁護士。感情的な声に悔しさや怒りややり切れなさを感じた。

写真

警察の捜査と敏腕弁護士をも欺き、誰よりもうわてだった片山被告。
最近、続々と昭和の冤罪事件が明らかにされてきているが、決定的な証拠に欠けた事件の被告が意図的に冤罪を作ることを防ぐためにも取り調べの可視化を政府は早く進めるべきだ。
今後は情状立証が焦点となり鑑定留置される片山被告だが、「このままじゃだめなんだと」しっかり悔い改めて欲しい。次回の法廷は東京地裁5月30日午前中予定。



傍聴探偵 


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