●更新日 11/20●

サブカル放浪記〜ディープ巣鴨〜


今回、放浪するのは“おばあさんの原宿”こと巣鴨

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▲地図の年期が違う

いや、この場合、原宿を“若者の巣鴨”と呼ぶのが礼儀というもの。

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▲マック店内の光景も独特

池袋からJR山手線で二駅目、日本が世界に誇る「おばあさん達が支配する世界」

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しかし、だからこそ、例えば音楽なら倖田來未ではなく氷川きよし、綾小路きみまろをプッシュするといった独自の「巣鴨スタイル」が確立されています。

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メインストリート「地蔵通り商店街」

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行列を作るおばあさん達のお目当ては「塩大福」
原宿はクレープですが、巣鴨は「塩大福」。
これが「巣鴨スタイル」

そして食べながら歩くなんて下品なことはしません。
「巣鴨スタイル」に反するからです。
決して片手にバッグ、片手に杖を持っている為にできないのではありません。

「とげぬき地蔵」のある高岩寺では、おばあさん達がお香の煙を浴びています。

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▲全身に煙をすり込み続ける

思わず「燻製になってしまうのではないか?」と思ってしまうほど、長い時間をかけて念入りにすり込みます。
これも「巣鴨スタイル」です。

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とげぬき地蔵には「無病息災」や「心に刺さったとげを抜く」等のご利益があり、御身体に水を注いだあとタオルや手で自分が治したいと思う所を拭いて洗います。

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▲境内にて

これは個性的なマネキン人形で、地蔵様ではありません。
何のご利益もない上に、撮影すると持ち主のおじさんに凄まれます。

オシャレの街原宿の「竹下通り」と同じく、巣鴨の「地蔵通り商店街」にもたくさんの服屋があります。

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▲モード牡丹 東京堂

様々なデザインの服がありますが

「特に流行とかはないです。皆、それぞれの感性で買っていきます」(某洋服店店長)

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時代や流行には流されず、自分の感性で選んだ服を着る。
これも「巣鴨スタイル」です。

このようにとても素敵な街「巣鴨」。
おばあさん達がかもし出す独特の文化がなんとも素晴らしいではありませんか。

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▲巣鴨名物赤パンツ(健康にいいらしい)

真っ赤なランジェリーを買い漁るおばあ様方。

これぞ「巣鴨スタイル」です。


 
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