●更新日 07/07●
上等!ドラマ探偵との違い 〜尾行編〜
前回、2時間ドラマの帝王F越にツッコミを入れてみましたドラマ探偵 とリアル探偵の比較。
今回は「尾行」編。
ドラマ探偵代表 : F越E一郎
ケースその1:ドラマ探偵の尾行は限りなく高い確率で成功 → あっさり終了する
ドラマだと対象者は真っ直ぐ目的地に行くが、現実はそうはいかない。
実際の調査風景 ・・・青シャツが対象、隣の女性が浮気相手
想像して欲しい、家から出た対象者。目的地は浮気相手との待ち合わせ場所。
交通手段にしても、電車なのか?タクシーなのか?それとも浮気相手の車でのピックアップなのか?
そんな細か〜いことから「推理」していくのが現実の探偵なのである。
○○時に家を出たから恐らく待ち合わせが△△時だろう。
・・・だとしたら交通手段で一番効率がいいのは・・そもそも今日は会うのか?・・
とまあ、こんな感じで。
ただし先入観や、思い込みは危険だ。
確かに犯人探しの推理とは全然違うだろう。
だがドンピシャの推理で対象者を追いきった時の充実感は、他では味わえない!
この瞬間があるから探偵は辞められない!
ケースその2:ドラマ探偵の尾行に必要なのは電信柱
出た! 探偵ドラマのマストアイテム電信柱!
いくら対象者にバレない為とはいえ・・・
実際は、こんな奴いません。
本当の尾行で重要なのは、周囲の状況にいかに溶け込むか。
「ワタシいかにも尾行してます」って行動はNG。
私はこの「いかに溶け込むか」考えるのが、尾行中で一番好きな瞬間だ。
例えば通勤するサラリーマンを尾行するならスーツを着て・・・というのは初歩。
ドラマ探偵はオフィス街でもジャンパーだったりしますからね・・・
ケースその3:ドラマ探偵の尾行の終着点は、ほぼガケ
そしてガケで物思いに耽る女性・・・んなことあるか!
大体都会の近くにそんな都合よくガケがあったらいろんな意味で凄いですが(笑)
幸い、調査でガケ終了はまだない
現実の調査の最終点はその時によって違う。
2度と同じ現場はない。
常に一発勝負。
この極限の中で「いかに自分は行動すべきか」を模索するのが現実の探偵 だ。
・・・そんなわけでリアル探偵の尾行は、ドラマ探偵の何倍もスリル満点、アドレナリン全開。
興味がある方はご連絡、待ってます。
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