●更新日 07/04●
上等!ドラマ探偵との違い 〜張り込み編〜
特捜班で調査を行ってる仏契(ぶっちぎり)だ。
読者から「本物の探偵ってどんなことをしているんだ?」という疑問が多数あるので、今回はわかりやすい比較対象、「ドラマの探偵」と「現実の探偵」の違いを教えるぜ。
2時間ドラマならこの人、F越
ケースその1:F越が張り込めば対象者は30秒かからず家から出る。
テメエはエスパーかよ!って突っ込みたくなるよな。
現実は甘くないっすよ。
対象者がいつ家から出るかがわかれば、それは張り込みとは言わない。
考えて欲しい、一つの場所に何時間も居続けるということがどういうことか。
張り込み開始直後
↓
約4時間後、つ・・・辛い
それだけに、対象者が出てきた瞬間はアドレナリンが噴き出すがな!
最高にハイ! ってヤツだ。
ケースその2:F越が張り込んでいてもその近所は平和である。
張り込みをする上で恐いのは「他人の目」である。
通報なんてされようものなら、調査はオジャンになる。
確かに5分10分の張り込みなら問題ないだろうよ。
でもご近所の同じ所に人が何時間も突っ立ってりゃ、怪しむ人もいるわけで。
最悪のケースは・・・
仲間が職質。撮影オレ
もちろん警察に捕まるわけじゃあないがな!
ベテラン探偵は気配を消せるのも確かだから、F越も相当なベテランなのかも・・・
ケースその3:F越は対象者の家の前で張りこめる。
F越ってスゲエよな?
多分対象者からF越の姿は見えないんだろうよ? 大人の事情ってヤツだな。
実際には、現場に着いたらソッコーで死角を見つけなきゃならん。
W部長はコレ、メチャクチャ上手いんだよな・・・
ケースその4:F越が車で張り込んでいても次の瞬間、車は無くなっている。
テレビって何でもありだよな(笑)
現実には、車番を残したりしてるぜ。
チームプレイってヤツだ。
一緒に現場に出た探偵同士には、ちょっとした友情が芽生えやすいかも。
・・・とまあ、F越にツッコミ入れてきたわけだけど、
ドラマより、リアル探偵の張り込みの方が何倍もスリリングで面白い!
大変なこともあるが、これだけは間違いないぜ!
特に探偵モノのドラマ好きな人なら、ハマるだろうな・・・
仏契
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