●更新日 05/07●
まなみの日記 〜有り得ない残酷な偶然〜
こんにちは♪(*´∀`*)まなみデス☆
今回は、ドラマのストーリーみたいな本当のお話です。
依頼者は、渋谷区在住のY子さん(44)対象者は、娘のM樹さん(17)
Y子さんとM樹さんは“母子家庭”で、とても仲の良い親子だったそうです。
M樹さんが3歳のとき、ご主人と離婚したY子さんは、女手1つでM樹さんを育ててきました。
「私たちは他の親子よりも、固い絆で結ばれています」
父親がいない分、1人で2役をこなしてきたY子さん。自分を犠牲にしてでもM樹さんのためにと、一生懸命尽くされてきました。
しかし、最近のM樹さんは、Y子さんを不安にさせる行動ばかり。
週末は、決まって外泊をし、高校生のアルバイトではすぐに買えないであろう、ブランド物のバックやお財布を所持するようになりました。
服装にしても、ファッション雑誌に掲載されている、流行のモノばかりを着用していました。
平日の夜、ファミリーレストランでアルバイトをしているというM樹さん。
娘に正面から本当の事を聞けばいいのに・・・。
それが出来ないから、探偵社に依頼をしてきたのです。
調査期間は3日間。
対象者の、下校から帰宅までの『行動を監視し、接触者を割り出す』という調査でした。
事前に依頼者より、アルバイト先のシフトを聞いていたので、対象者が出勤する、火曜日・木曜日・金曜日の3日間に絞り込んで調査しました。
火曜日・木曜日と、特に変わったこともなく、学校が終わった後、アルバイトをして帰宅したM樹さん・・・。
しかし、翌日の行動は、想像し得うる出来事が起こりました。
学校が終わり、アルバイトには行かずに、お友達2人と渋谷に繰り出した対象者。
カラオケボックスに入り、3時間が過ぎたころ、携帯電話で話しながら店から出てきました。
数十分後、対象者たちの目の前に、中年男性が姿を見せました。
▲写真中央が対象者
お友達とは別れ、対象者は現れた中年男性と、ホテルへと消えていったのです。
「あぁ・・・やっぱ援交してたんだぁ」
証拠の映像をカメラに収め、接触者の身元の割り出しに変更しました。
対象者と別れた第2対象者(接触者)は、そのまま家路に着きました。
第2対象者における調査データ
氏名:岡田 稔(仮名)
生年月日:昭和33年6月22日
住所:神奈川県川崎市中原区新丸子東3丁目●−●●
本籍:大阪府東大阪市衣摺6丁目●番地
勤務先:東京都渋谷区宇田川町●−●
家族構成:妻・長男
3日後、依頼者に報告書を渡しました。
「そこに書かれている事は、すべて事実です。」
報告書に目を通された依頼者は、驚きを隠しきれません。「ゔ・・・」
「どうかされましたか?」
わたしの問いかけに依頼者から信じられない言葉が・・・。
「この男は、M樹の父親です」と・・・。
まなみ
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