●更新日 05/02●

アメリカの食料事情


今年に入って、狂牛病や鳥インフルエンザのニュースでお肉大好きのアメリカではちょっとパニック。
特にチキンはダイエットにも良く、女性のほとんどはチキン大好き派。
お肉が怪しい今、シーフードが注目されてきています。そこで、シーフードは安心して食べられるのかどうか取材してみました。

FDA(米国食品医薬品局)の調査によると、2`の魚貝類と肉類を比べると、安全性の上では大した違いはないものの、魚介類には人間に危害を与える毒素、パラサイトやウィルスが多くいる事から、肉類の方が安心できるのではないかと発表しています。

また最近の魚貝類には多くの水銀が含まれている疑いがあるそうです。

そこでもう少し詳しく食料事情を聞こうと思いFDAに電話取材を行いました。


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肉類、魚貝類、そして野菜類なども100%安全とは言い切れない!?

記者:「肉類も危ないのに、魚貝類も危ないと言う事は、何をこれから食べて行けばいいのでしょうか?」
FDA: 「肉類も魚貝類も100%安心できる食料というのはこの地球上にはすでに存在しないと言っても良いと思います。ただ人間の体も毒素に慣れてきているというか、適応されてきているのでイーブンと言う所ですね」

記者:「では死ぬ覚悟で食べなくてはならないのですか?」
FDA:「人間はいつか死にますからね(笑)と言うのは冗談ですが、我々も一番安全な食料をマーケットに出しているので、パニックになったり恐怖を感じたりする必要は無いです。ただ、完璧ではないという事を覚えていて下さい」

記者:「野菜類はどうですか?安全ですか?」
FDA:「野菜も100%安全とは言い切れません。自然栽培などが流行っていますが、どこまでが自然栽培なのかは不透明なのが本当の所です。例えば、『この野菜は自然栽培で、肥料も牛の糞のみです』等と宣伝していても、肥料提供している牛がステロイドを使用していたり、放射能を浴びていたりする可能性があるからです」

記者:「世の中の食料はすべて信用できない訳ですね。もうこうなったらファーストフードが一番安心な気がしてきました」
FDA:「ファーストフードは別の意味で危ないですから(笑)」


肝臓や胃が弱い人、ステロイドなどを長い間使用している人、糖尿病の人、HIVに感染している人等はシーフードを食べない方が良いという事でした。


※編集部注※
あくまでアメリカのFDAが電話取材でそう述べているだけで、公開している記事の情報に編集部の意図的な要素はありません




他の国の事情は判らないとしながらも、「FDAは世界的に見てもレベルが高いのでウチで発表された事はすべての国に通じていると思っていいと思います」なんだそうです。


アメリカの食料事情はとても不安定、と言う事は日本の食料事情も危ないかも??



MAYU


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