●更新日 04/08●

裁判傍聴のいろは


先週は誰でも裁判の傍聴ができますよって内容だったので、今回はどうやって傍聴するのか。裁判の見方です。

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前回書いたとおり、予約も身分証提示の必要もなく裁判所には入れます(最高裁と東京高裁、東京地裁のみ金属探知機による所持品検査あり)。

中に入ると、その日に行われるすべての裁判が載っている紙があります。
公判開廷予定表って呼ばれてるものです。
この予定表には開廷の時間、被告人の名前、罪名、法廷の場所なんかが載っているので、個人的には裁判所のぴあっと呼んでいます。裁判所の情報誌みたいなもんですね。
このぴあは、壁に貼ってあったり、入り口に無造作に置いてあったり、受付の人に言わないと出してくれなかったり、裁判所によってまちまちなんだけど、裁判所同様、誰でも閲覧OKです。

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で、傍聴したい裁判を選んだら、指定の時間に法定へと向かいましょう。
まだ前の裁判が長引いて終わっていない場合もるので、ノックせずに傍聴人入り口から中に入ること。
すると、目の前に並んでいるのは傍聴席。白いカバーがかけてある椅子は報道の人専用なので、それ以外ならどこに座ってもいいんです。全席自由。
 あとは、静かに裁判を見守るだけ。これだけなんです、裁判の傍聴って。ほんと誰でも出来るんですよ。

「まだ授業もないし行ってみるか」「春なのに仕事が決まらない……」と思った方は、今すぐに行ってくださいな。
じつは年度末、年度始めはお休みで、4月は10日くらいから裁判再開なので第二週くらいから一気に公判が増えるはず。

次回は法廷内・裁判中にやってはいけない禁止事項です。何事にもルールはあるからね。
では、今回はこれにて閉廷。



阿曽山大噴火


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