●更新日 09/20●

超一流企業CMに放送禁止曲が!


株式会社ヤクルト。

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1935年創業、すでに70年の歴史を持つ超一流企業。

そのヤクルトの商品にレモリアという清涼飲料水がある。

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このレモリアのCMに使用されている曲は「リラックス」
英国のバンド、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドが1983年にリリースしたデビュー曲であり、米国でもトップ10入りを記録した大ヒット曲。

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CMに80年代の洋楽ヒット曲が使われることはよくあること。
デュラン・デュランやパワー・ステーション等のヒット曲もCMに使われている。

しかし、この「リラックス」という曲。

実は歌詞が問題となり英国では発売当時放送禁止になっているのだ。
その歌詞の内容とはズバリ

「ゲイのセックス」

について。
曲中では男性が

“俺をうちのめしてくれ その鋭い棍棒で”、“でも方向だけは間違えるなよ”

等と唄っている。

こんな卑猥で過激な曲がなぜ健康的なイメージを持つヤクルト商品のCMに使用されたのだろうか?
ヤクルト本社に、このCMについて問い合わせると、広報の方が答えてくれた。

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「はい。(歌詞の内容は)存じ上げております」

なんとこの曲の内容を把握した上で使用していた。

「レモリアを飲むとリラックスする効果があり、その特性を最も表せる曲として、この曲が選ばれました。」

とのこと。
また、歌詞の内容も把握しているのでCMでは他の部分は使わず、サビの部分だけを使っているという。
しかし、そのサビは

“リラックスしろよ 無理するな イキたいのなら”

と更に直接的な表現なのだが、あくまでも重要なのは“リラックス”の部分であり、他の部分は関係ないとのこと。

英語が分らない故の大ポカをやらかしたわけでは決してなく、内容を把握した上で検討を重ねて決定したという。
本当にそうなのか?と少し疑ったが、ロビーに展示されていたヤクルトの歴史を見て納得。

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ガチムチ系?

元々こういう路線も嫌いではないのかもしれない。



li.kouji


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