●更新日 09/04●

SMAPに逢いたくて


びっくり、千駄ヶ谷駅前が女性だらけ!
「誰のハーレムだ?」と思いきや、皆、手には「譲って下さい」と書かれた紙。
この日はSMAPが国立競技場でコンサートであり、そのチケットを求める女性達だったのだ。
ちなみに同会場で単体アーティストがコンサートをするのは史上初。

「今回のコンサートはいつもより、チケットの入手の倍率が高い」とファンは語る。
それを裏付けるかのように、ダフ屋も売るチケットが無く、困り果てているようだった。

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ファン歴は10年近く、客層は30〜40代の方が多い!
しかし意外と思う事無かれ、SMAPの平均年齢も今や30.4歳なのだ。

開演時間になっても神頼み文は減らない。
だが多くのライバルがいる中、誰もが無個性なアピール。
白い紙にはどいつもこいつも「チケット譲って下さい、お願いします」だけだ。
これだけライバルがいるなら、「どんなにチケットが欲しいかを、いかにアピールするか」が勝負の分かれ所ではないのか?

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距離が遠い為、小さく見えるSMAPのことを「豆ップ」やら「のみップ」というらしい。


SMAPファンのわがままは止まない。

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突然、二枚以上余る人が来るとお思いらしい。

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これだけ欲しがっている人がいる中、定価で売るだろうか?
手数料くらいは頂きたい。


他にも「どうしても行きたいんです!」と書いた紙を持ったあつあつカップルもいた。
どうしても行きたかったなら、オークションで金をつぎ込んで手に入れただろう。
そんななか、SMAPへの想いが一番感じられたのはこちら。

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切ない。 結局手に入れる事は出来なかったようだが。


それにしてもこの炎天下、皆、淡い夢を胸によく何時間も立ち続けることが出来るものだ。
しかし、その情熱を他に向けた方が、よほど価値ある時間だったのではないだろうか。



夏見


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