●更新日 09/03●

愛知博に来れない中国人急増


愛知博に来れない中国人が急増している。

日中両政府は険悪化した関係を改善するため、愛知博を機に団体観光ビザ発給地域を中国全土に拡大した。
しかしビザ発給地域が中国全土に拡大された7月25日以降、観光客の30%以上が日本の入管当局から「不法滞在の恐れ」を理由に、ビザ発給を拒否されているのだ。
地方の旅行会社には痛手となっているらしい。

何ともかわいそうなお話、ではあるが、この人たちが全て日本に来られても、それはそれで困る話なのだ。
昨今の日本では不法外国人による犯罪が後を絶たない。
プロの窃盗団をよこしてくる国もあり、安全な暮らしが脅かされている。

2000年以降、海外旅行経験がなかったり単独で応募した観光客の日本での不法滞在が目立っているという。
貧しい国から来たスポーツ選手ですらそのまま日本の地方都市の工場に消えてしまうことが多いのに、ただでさえ不法入国者の多い中国から地方の人をたくさん招き入れたらどうなるか、最初からわかりきっていることだろう。
中国の地方では貧困層の割合が高い。

写真
 ▲農村地域にて。休日には博打をやっている。

「日本で罪を犯す中国人は農村の貧しい人たち。お金も学歴もないレベルの低い人たちで、普通の中国人でも交流のできない人たちたちです」

あくまで一人の中国人の意見であるが、昨年中国を訪れた際、通訳の張さん(仮名)はそう語った。
日本で中国人の犯罪が目立つ件について質問した時に答えられたものだ。
学生でも犯罪を犯していることを話すと張さんは黙り込んでしまったが。。。

貧困層は都市にも多い。

写真
▲北京市内の貧困層居住地区。昨年撮影したものだが、北京五輪を前に取り壊しが進んでいるので今は消えているはず。彼らはお金がないので立ち退き命令にも従わなかった。


元々「愛知博」での観光に、中国の地方からの需要はあったのだろうか?
日本人でも高くてなかなか行けないのに。。。
入管の適切な判断に期待するほかない。



カグウェル


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