●更新日 08/18●
決着!『つくる会』教科書闘争〜パンダは死なない〜
杉並区で大論争になっていた歴史・公民の教科書採用問題。
先延ばしにされた決着の日がやってきた。
親の会、『つくる会』教科書賛成派、共に非常にハイテンション。
賛成派の一人による凄まじいハイテンションな演説は、味方から制止される程。
この日の賛成派の数は前回の倍以上。
しかも、前回と違い両派が隣り合って競うように大声で演説をする為、両派が一体何を言っているのか分からず、ただの騒音と化していた。
前回行われた話し合いの場には『マンガ嫌韓流』ファンクラブの人達が来ていたが、今回は更に意外な人達が来ていた。
中国のカルト教団とも言われ、中国政府と対立している『法輪功』のメンバー。
彼らも『つくる会』教科書反対なのか?と思いきや
「中国共産党の犯した罪を伝える為に来ました」
どちらを支持しているのか?と聞いてみると
「読んでいないので何とも言えません」
と、『つくる会』教科書とは全く関係ない目的でこの集会に参加しているようで、中国共産党批判のビラを配っている。
この騒動に便乗した広報活動ともいうべきか。
そして決着は思いのほかあっさりついた。
【結果】
歴史:扶桑社(『つくる会』教科書)
公民:大阪書籍
結果を見れば1対1の引き分けだが、親の会にとっては負けに等しい。
賛成派からは大歓声が起き、“勝訴”と書かれた紙を掲げ勝利をアピールする人も。
親の会はこの裁定に猛反発、中には涙ながらに抗議する女性もいた。
一方、賛成派は演説中の親の会にうまか棒を差し出したり、親の会を笑いながら意気揚揚と去って行く。
そして、
「まだ生きていたのか?北島サブヤン ニホンオオカミ&中核派」
と前回も居たライバルと思われる男も追い討ちをかけるように挑発。
明暗が見事にハッキリと分かれた。
賛成派から徹底的にバカにされ屈辱にまみれる親の会。
しかし…
それでも彼らの精神は死んでいなかった。
「採択を撤回させるまで闘うぞ!」
パンクス パンダズ・ノット・デッド !
なのか?
Anarchy in the li.k(ouji)
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