●更新日 04/12●

買っとく?族車にダイヤモンド♪


旧車会御用達のバイク店を取材した。

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 ▲東京都杉並区「Z−FATHER」さん


自らもバイクで旧車会の集まりに顔を出すという営業の佐々木さん。

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 ▲自ら描いた看板と。「絵を描くのが好き」

――旧車会とは?
10年以上前ですか、神奈川から始まったんじゃないスかね。初めは数人の暴走族OBだったとか。
今走ってるのは、ほとんどが旧車会。暴走族は少ない。
OBが多いけど、旧車会から始める若い子もいます。
関西の集会で600台集まったことも。今は11月の道交法の改正でおとなしいです。


※道交法の改正
改正前は暴走行為で他人に迷惑をかけた場合処罰されたが、改正後は暴走行為そのものが処罰の対象。


暴走族と旧車会の違いを聞くとはっきりとした答は得られなかった。強いて言えば主要メンバーの年齢か。

――バイクを旧車会仕様にする費用は?
ハンドル、シート、集合管で最低10万。

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   ▲店内。白のシートは3万7千円


店の常連、旧車会「ALLDAYS」のリーダー小沢英継さん(33歳とび職)。

暴走族を18歳で引退。3年前友人のバイクの後ろに乗って、「楽しかった若い頃を思い出し」バイク購入後多数の旧車会チームのツーリングに顔を出す。
しかし、信号無視や直管マフラーの爆音に、「(警察に取り締まられ)このままでは走れなくなっちゃう」と思った。
バイク復帰半年後「ALLDAYS」を結成。メンバーは現在3名。

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  ▲チームのステッカーを指さす小沢さん

「まだそんなことやってるの」と言われることもあるが「何を言われようと続けるよ」と語る彼は、

人さまに迷惑を掛けない

を走りのモットーとする旧車会の貴公子だ。
しかし、「エンジンは吹かすのですか?(空ぶかしすること)」と聞けば、


ふかす。


そうです・・・


90万のバイクを眺めていると、「メーターにダイヤが埋め込まれてるよ」と佐々木さん。

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      ▲確かにダイヤが・・・


でも目がくらみ、手を出そうものなら…


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 ▲店員のジョン・ベルーシ



ぽん


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