●更新日 03/08●

バイクの音に腹を立て包丁で切りつける


5日21時半頃、東京都調布市つつじヶ丘の団地横のグラウンドで、無職の中年男性がバイクの音を理由に18歳の少年を包丁で切りつけ、重傷を負わす事件が起こった。

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      事件の起きたグラウンド

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      バイク乗り入れ禁止の看板

木場逸雄容疑者(53歳、無職)の自宅のインターホンを押し、取材したいと告げると、「コメントはお断りしてますんで。ご免なさい」と憔悴し切ったかのようなか細い女性の声が返ってきた。

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         木場容疑者宅。

付近住人の話を聞くと、このグラウンドと、その傍にある商店街前の広場は若者の溜まり場になる事があり、深夜のバイクの騒音も昔から珍しい事ではなく、特に学校の長期休暇中に酷くなると言う。

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       グラウンド横の広場

風邪で寝込んでいた付近に住む女性は、昨日の20時から22時前にかけて、1台のバイクがグラウンドの方で空ぶかしをし続けるのを、布団の中で聞いたと証言した。移動している様子はなく、同じ場所から音が聞こえて来たと言う。
その後パトカーのサイレンの音が聞こえて来た。

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「アルミサッシが入ってるとバイクの騒音はそれ程気にならないけど、(容疑者の住む)団地にはまだ入ってないんですよ」と証言する付近の住人

警察が来る事もあるが、イタチごっこに終わり、住人が注意するとその時は素直に従うが、落書きされたりゴミを散らかされたりと仕返しされる場合もあり、最近では直接注意する者はいないと言う。

今回の事件について付近住民から、

「わからないでもない」
「気持ち的にカッとなるのは解る」


という声も漏れた。



ぽん


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