●更新日 02/16●

寝屋川事件 うどんやの嘘


うどんやさんが嘘をついていたわけではありません。念のため。
嘘をついていたのは、某週刊誌に捏造をすっぱ抜かれ、当サイトでも「NHKの反転ロゴ画像をわざと使っている」だとか「キャスターがサッカーの勝ち点すら知らない」と書いたテレビ朝日の報道ステーション。

今回の嘘は“捏造”とまくし立てるほどのものではない。
事実を捻じ曲げるだけの意図が見られない。
単なるミスというか、テキトーな番組作りが垣間見えるというか、その程度のものである。

まずはこちらをご覧頂きたい。




●動画
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寝屋川の事件で少年が寄ったとされるうどん屋。
インタビューを受ける女性の発言とテロップが食い違っているのだ。

テロップ「ここに座っていた顔とやり終わった顔は違っていた」
音声  「ここに座っていた顔とやり終わった顔は違ってるんやろな……」

ナレーションもテロップと同じく「違っていた」と報道。
この報道では「女性は事件直後の少年の顔を見たのか」と思ってしまう。
しかし女性の発言は「違ってるんやろな」、あくまで推測である。

この放送があったのは事件当日の月曜日。
女性は実際に事件直後の少年の顔を見たのかどうか、放送翌日の昨日、現地で取材中のスタッフに確認してきてもらったのだが、、、女性は「見ていない」とのことだ。

当然といえば当然である。
事件が起こってからの少年の顔を、学校外部の人間がそう簡単に見られるはずもない。
そんな誰でもわかる常識的なことを、なぜ複数の人間で番組作りをしながら間違えるのか。
それとも証言を変えてまで「少年の表情は事件前後で違っていた」ということにしたかったのか。
よくわからないところだが、そのうち妄想ステーションと呼ばれないよう、きちんとした報道番組を見せて頂きたいものである。



カグウェル


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