●更新日 02/17●
ゲーセンのカードジャンキー達
PCネットゲームに没頭し、廃人やニートになる人々が報じられる昨今。
▲大量のカードはステータスシンボル
アーケードでもカードを使ったオンラインゲームに熱中しすぎて、生活を破綻させる人が増えている。
例えば小学生を中心にユーザーを獲得している『甲虫王者ムシキング』。基本ターゲット層が低い為、大手スーパーにも置いてある。
▲ジャンケンで戦うシンプルなゲーム性
親子で楽しんでいるうちに、子供をダシに自分が本気になっている親が目立つ。また子供の頃を思い出すのか、かなり年配の独身男性も見かける。
S店店員
「欲しいカードが出るまでやるので、とにかく入れる金額がケタ違い。ムシキングで離婚した常連客も2人います。うちの店は千円でカード5枚をサービスプレゼントしていましたが、カードサービスをしすぎて正月にメーカーから出荷制限されて困りました」
このような固定客獲得のカードサービスは各店で行われている。
さらに問題となっているのが『WCCF(サッカーゲーム)』。
▲偽造カードがヤフオクに出るほどの人気
ある店舗では、1週間で50万円を売り上げる一番人気の台。マニアは1カートン(千枚)に入っているレアカードの位置まで攻略している。何番目くらいにレアカードがあるのか分っているためカード購入後、店員に「 機械を開けて、あと何枚入っているか数えて下さい」と言いだす人まで。最近では、販売機に入れる前にシャッフルしてランダム性を高める店もある。
T店社員
「たかがゲームなのに、車売ったとか、株売った人までいます。 オーナーズクラブ(競走馬育成)の時は、もっとすごくて300万使う人がいた。一番良くないのは、親が夢中になっているので、子供を連れてきて店内で放置し、閉店までプレイしていること。その間、一切の飲食物を与えてないんですよ」
▲週末には1時間で空き袋がゴミ箱いっぱいに
今春に導入される『三国志』も、業界では大ヒットと予想されているが、ブームが続く限り、廃人も増えるのだろうか。
ソルト
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