絶対押すなよ北朝鮮

昨日来日したサッカー・北朝鮮代表。
成田に到着してからずっと、マスコミと警察の姿が消えることはなかった。


　　 ▲練習が行われた国立競技場出入り口

今回の北朝鮮戦、試合前からマスコミの行き過ぎた取材が指摘されてきた。
北京では怒った北朝鮮代表監督が投石をしたというほど。
昨日、北朝鮮代表の宿泊先でまさに「行き過ぎた取材」に挑もうとしていたフリーカメラマンＡ氏だったが、国内の警備体制ではそう簡単には行かなかったようだ。
「ホテル内は２０名を超える私服警官、全部で１００はいたかも。一人の警官が私のことをマーキング、もう一人もすぐマーキング、てか全員マーキング。トイレに行っても、タバコ吸っても尾行される。鞄に手をやると、すぐに数人集まる。北朝鮮選手到着後カメラを構えるが直ぐに御用、それでもカメラを構え続けていたらハガイジメにされました」

マスコミは普通に正面玄関で撮影をしていたが、Ａ氏は他の人と同じ写真は撮りたくないとダダをこねホテル内での撮影を敢行。
その結果、２時間の事情聴取を受けることになったというが……。


また両国間の政治的問題に絡み、一部のマスコミやサポーターがサッカーと政治を結びつけてしまうのではないかと心配の声もある。
事実、テレビのインタビューでも「サッカーは戦争だ」と政治とのかかわりを強く主張する人もいた。
そんな流れを憂慮してか、細田官房長官は記者会見で「冷静に対応して、サッカーを楽しんでというお願いをしたい」と異例の要請をしたほど。

世の中には「押すなよ、いいか、絶対に押すなよ」と振られて「押せ」と解釈する人たちもいるが、



　　　　　　▲早稲田鶴巻交差点にて

予想通り、ホテル周辺ではサッカー以外のことにも興味のありそうな車両がグルグルと。。。
さすがの情報収集力で、現地入りは報道陣よりも早かった。

日本中が注目する９日の日朝戦。
何も起こらず、普通に日本が勝ってくれれば良いのですが。。。



カグウェル