●更新日 01/28●
新札使えない現状が……
新札が出てからもう既に2ヶ月。
しかし、新札に対応できていない自販機や券売機は、まだ多数存在している。
特に対応が遅れているのは“駐車場の精算機”
大手駐車場管理会社のT主任は
「新札が出る」と言う情報があってから、新札に対応できる精算機の発注を業者に頼んだり、新札が使えるように各地の精算機を設定し直したりしてましたが……。
どうしても供給が追いつかなくて、利用者から「新札が使えなくて出れない」と言う苦情が増えました。
この前も業者に新しい精算機の追加発注を頼んだところです。
予想外の普及速度についていけてない状況のようだ。
他にも、とあるゲームセンターでは「両替ができないから」と言う理由で帰ってしまう客が出てきて、売り上げが5%下がったと言う。
実はこの新札の異様な普及スピードには訳がある。
日本銀行社員の話によれば、
今回の新札は去年の11月に発行され始めたものですが、年末年始には早速偽札が出回りました。
そこで、銀行から支払いする札を新札にすることで、新札の普及速度を速めたのです。
当初、(日銀としては)大手銀行の銀行券入れ替わり期間を発行してから2年としてました。
しかし、今回の(偽札の)件で約1年と大幅に短縮し、偽札被害を減らそうとしています。
とはいうものの、現時点での偽札被害は、増加の一途を辿るばかりだ。
上記にある日銀の方針に関する文章を見る限りでは、今年の11月には新札が主な紙幣になるわけだが、それで「偽札犯罪が撲滅できるとは思わない」と言うのが世間一般の意見。
偽札に対する完璧な防御策の早急な確立を望むばかりである。
huze
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