マスコミが一番ガッカリ！？成人式

１月１０日、日本各地で成人式が行われました。
華やかな晴れ着を用意したり、久々の友人と連絡を取り合ったり。
この日を待ち焦がれていた新成人も多かった事でしょう。
沖縄では新成人が大暴れするというトラブルもあったようですが、今年の成人式は比較的平穏だった模様です。



さて。成人式には「はたちのつどい」という式典があります。
この式典、取材した会場では１３時からの開始予定。

しかし……



１３時を過ぎても、会場の外には新成人がちらほら。
「はたちのつどい」に参加する素振りはなく、久しぶりに会ったらしい同級生たちと延々話し込んでいます。

せっかくの式典にどうして参加しないのか、と尋ねてみると……

・区民じゃないから招待状もらってない。自分の地区には仲のいい友達がいないから、こっちに来た
・長い話を聞くのが面倒くさい
・友達が入ってないから入らないだけ

…となんとも人任せで、成人の意識は感じられません。
折角会場まで来ているのに、参加しないのはもったいない。

また、式典が終わって会場を離れる新成人４０人に、次の予定を聞いてみました。
回答はこう。

同窓会などで友人との再会を楽しむ人と、親戚に晴れ着やスーツ姿を見せに行くという人に分かれました。

その他には、
・朝早かったからひと眠りしたい
・これから学校で講義がある
・会社へ向かいます
等、めでたい日でも忙しい人が多いようで……。

こうして大人の階段を上っていく我が子を見る、親御さんの感想はと言うと？



うちの子はまだ学生。お金もかかって、成人したとは感じない。我が家の金喰い虫ですよ……。
親を頼ってばかりで、自立するつもりもないみたい。親から巣立ってくれるのはまだまだ先だと思います。

彼らが親に認められる大人になるのは、まだ先のよう。
何はともあれ、大人しく式に出られた今年の新成人は立派立派。
マスコミＶＳ新成人。今年はマスコミに肩透かしをくらわした、新成人の勝利といったところでしょうか。



クミ