●更新日 10/18●

完全復活までにはまだ遠い?


昨年のクリスマスイブ、アメリカワシントン州において狂牛病感染疑惑牛の発表があり、日本政府は同12月26日にアメリカ産牛肉の輸入禁止を決定。
そのあおりを受け今年の2月、牛丼販売大手4社が軒並み牛丼の販売を一時中止した。
このニュースは日本中に衝撃を与え、牛丼愛好家は大きなショックを受けた。

あれから8ヶ月・・・。
9月に「すき家」が牛丼販売を再開したのに続き、「松屋」も牛丼(正確に言うと牛めし)の販売を再開した。



販売中止の時はあれだけ騒いだのに、販売再開に関してはいまいち盛り上がりに欠ける。
あれだけ名残惜しんでいたにもかかわらず、だ。

もしかするともう牛丼は見放されてしまったのか?
そこで我々は「松屋牛めし復活」について50人にアンケートをとってみた。



<アンケート>

(1)牛めしが再開されて嬉しい?
 

(2)以前の味と一緒だった?
 

(3)値段が100円高くなっているけどまた食べたいと思う?
 

(4)やっぱり豚より牛のほうがいい?
 

(5)吉野家の牛丼再開を希望する?
 

(6)吉野家が販売を再開してもまた松屋を選ぶ?
 

(7)BSEの心配はない?
 

この結果からわかるように牛丼の復活を待ち望んでいた人は非常に多かった。
味の違いに関しては、米国牛ではなく中国牛を使用しているのが少なからず影響を与えたのだろう。
意外にも女性には牛丼より豚丼のほうが好評だ。

似て非なるもの?


こうなると牛丼販売のパイオニア「吉野家」の動向が気になる。
吉野家は米国牛以外の牛肉を使用することについて、「全く考えていないわけではない」と示唆しており、もし品質よりスピードを重視するならば他社と同じく米国牛以外の牛肉を使って牛丼を販売する可能性が高い。
しかしそうなると昔の慣れ親しんだ味を安価で味わえなくなり今回の騒動のように客離れにつながる危険性がある。
そうならないためにも各社とも早急に以前のように米国牛を使用した販売ルート組むよう努力してほしいものである。

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