●更新日 01/23●

携帯など流行ってはいない!


今や携帯電話は、日本人の二人に一人は持っていると言われているくらい必要不可欠な存在だ。

写真 駅の中でも広告が目立つ

最近、説明書がいらないくらいカンタンな携帯というものが発売された。
液晶がなく、大型ボタンで通話するだけの機能しかない。
機械が得意ではない人や、高齢者向けの携帯電話のようだ。

製造元のツーカーに問い合わせてみたところ、在庫が切れそうなくらい売れているという。
他にも表示する文字が大きい、声で説明をしてくれるもの等、高齢者向けといわれている携帯は発売されている。
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本当に利用者は多いのか?
その真相を確かめるために、おばあちゃんの原宿と言われる巣鴨で、30人にアンケートを取ってみた。

すみませーん。携帯電話ってお持ちでしょうか?

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持ってないわよ。刺抜き地蔵のベンチに座っていれば友達に会えるから。
持っていると、家族が逆に連絡してきて鬱陶しい。

え?もしかして携帯電話って全然流行ってない?

他にも様々な方に聞いてみる。
しかし……。

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前持っていたけれど、全然使わなかったわ。

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(ビデオカメラを見ながら)それが携帯電話かね?
……違います。


むしろ携帯電話の話をすると、

・電車に乗っている時、携帯電話で話しているサラリーマンを見て、声がうるさかった!すごく不愉快。

・私はペースメーカをつけているので、電車やバスに乗るとき「ペースメーカーをつけているので電源を切ってください」といつも言っている。一度注意をしたことがあったけど、「TVでは携帯は影響はないっていってたから大丈夫じゃない?」と言われた。

・電話で話しながら自転車に乗っている人を見かける。注意散漫なのでこちらに向かって来る時怖い。

・病院で話している人を見かけた。精密機械が置いてあるし、入口に電源をお切り下さいと書いてあるのが読めないのか?と思った。


等、今まで携帯電話のトラブルを話してくれる方が多く、携帯電話に対する悪い印象を持っている。
結局、30人中1人も持っている人はいなかった。
しかし彼らの家族はというと、全員持っているとのこと。

携帯電話利用者の、新規開拓を狙って各会社は争ってはいるようだ。
しかし、利用者のマナーは良くなる気配は見られない。
新製品の発売ばかりを考えて、マナーの悪さを根底から直すことが出来なければ意味が無いのでは?



クミ


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