●更新日 11/28●


UMA(モンゴリアンデスワーム)の正体はヘビ型ロボット?


科学の進歩は我々の生活を豊かにする反面、兵器の開発スピードもアップするという負の面も持っている。
そんな中、近年「Cool Robot Snake」という兵器が開発された。
これはイスラエルが偵察用に開発した軍事兵器で、その名の通り、蛇を連想させる姿に造られたロボットだ。
映像を見ると、蛇行して地を這って進むその動きはまさに本物の蛇そのものだ。

ところで、オカルトファンの間ではすでに定番となっている未確認生物(UMA)の一つに、モンゴリアンデスワームがいるが、今回開発された兵器はこのモンゴリアンデスワームに酷似しているのである。
モンゴリアンデスワームとは、ゴビ砂漠に生存するといわれているミミズ型のUMAだ。
モンゴルの砂漠地帯の住民たちには、古くから「オルゴイコルコイ(腸虫の意味)」と呼ばれ知られている。
普段は砂の中に潜んでいるのだが、獲物を捕食する際には地上に姿を現すという。
外見には諸説あるが、一般的には1m程、最大1・5mぐらいのミミズの形をしており、口には鋭い歯が多数存在するといわれている。
強力な酸を獲物に吐きかけて殺すとか、毒を持っている等の説もあり、人間を襲う凶暴さがある。
19世紀初頭、ロシアの研究者によって報告されたというが、モンゴリアンデスワームの研究は現在も継続されており、近年、イギリス人科学者を中心にした研究グループの調査によって、実在の可能性が高いという報告が挙げられている。

19世紀初頭というと、ナポレオンによってフランスが強大な力を持ち、ヨーロッパ中が緊迫していた時期である。
ロシアも例外ではなく、1812年にはロシア戦役が起こっている。
このような歴史的な流れと今回開発された兵器からの連想で、モンゴリアンデスワームとはロシア、または旧ソ連の秘密兵器だったのではないかという説が出てきた。
Cool Robot Snakeは近年開発されたものであるから技術の進歩で小型化されているが、過去に同じような兵器が造られたとして、技術の問題で大型のものしか製造できなかったことは考えられる。
モンゴリアンデスワームが捕食する際に、強力な酸を吐き出すというのも、人間を攻撃する時、液体や気体を噴出するシーンが目撃され、巨大ミミズが獲物を襲う時毒を吐き出すように見えた可能性もある。
それがモンゴリアンデスワームの伝説と結びついたとしたら?

現在、世界中で目撃されているUMAの幾つかは、実は軍事兵器が正体なのかもしれない。

世界未確認生物&エイリアンUMA&UFO画像300
「世界未確認生物&エイリアンUMA&UFO画像300」(ダイアプレス)



山口敏太郎



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