●更新日 01/20●  
			
				
				
				巣鴨プリズンの怨念
 
  
				
				
			 
			
				
				昭和53年に、当時日本一の高層ビルとして池袋に建造されたサンシャイン60。しかし、この地はかつて恐怖の監獄と呼ばれ、東京拘置所としての長い歴史を持つ巣鴨プリズンとしての痕があります。 
				 
				 
				  
				 
				 
				ここには第二次世界大戦後に極東軍事裁判所によって裁かれた東条英機を始めとする多くの戦犯が収容されていました。周囲の環境が様変わりしていく中、昭和46年に建物が解体されるまで、不気味な姿は高いフェンスの中に有ったそうです。 
				 
				 
				  
				現在は昭和54年に建てられた“平和の碑”によってしか、その存在を知ることはできません。しかし、場所が場所ということもあるのでしょう。兵士の亡霊を見た、石碑から人影が伸びてきた、といった怪奇現象の報告が後を絶ちません。 
				 
				サンシャイン60の窓の外を女性が落ちていく姿を見たという怪奇現象も良く聞きます。 
				 
				実際、平成10年に病を苦に地上240mの展望台から、3mの転落防止フェンスを乗り越えて飛び降り自殺した21歳の女性がいました。 
				 
				 
				人の噂というのは言霊となり、力を与えます。 
				 
				最初はただの噂でも、力となり、その霊をその場所からもう離さなくなる・・・。 
				 
				 
				実際に、私はこのサンシャイン60の展望台を見に行った時、展望台から飛び降りようとする彼女の幻視を見ました。 
				 
				 
				自殺した人間はその死に様を繰り返すといいます。 
				 
				 
				 
				では――――― 
				 
				 
				 
				彼女は何度、その死に方を繰り返すのでしょうか 
				
				 
				 
				 
				
				西垣 葵
				  
				
				
				
				
				
			 
			 
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