●更新日 06/06●

水子の霊はアナタの傍にも……?


知人の家に生後間もない女の子の赤ん坊がいました。

「なぜか、いつも夜中の2時になると決まって泣き出すんですよ……」
母親はそう嘆いており、来る日も来る日も同じ時間になると泣き出す規則性に「夜泣きの激しい子なのかしら?」「病気なのかな?」と考えを巡らせていたそうです。
しかし、いつまで経っても夜中の2時の泣き声が止むことはなく、よくよく時計を見てみればいつも2時きっかりに泣き出していたそうです。
さらに、その頃から赤ん坊の泣き声は日に日に大きくなり、数日後から母親は毎晩金縛りに遭うようになっていたため赤ん坊の泣き声にはある種の不気味さを感じ始めるようになったとか。

そこで霊媒師の方にお願いして、家の状況を観てもらうことに。

すると、「水子の霊がついています」と言われたそう。

しかし、その母親にはこれまで中絶した覚えもなく流産したことさえなかったため思い当たる節がなかったとか。

ただこの母子の住む家庭は、少し複雑な家族関係がありました。
自分たちが住む家の離れには夫の両親、もう1つの離れには夫の義理兄弟夫婦が住んでいます。
そのどちらの夫婦にも堕胎と流産の経験があったことが発覚。
流産した胎児は、性別も分かるほどの大きさでの死産だったそう。

通常、中絶や流産した際には水子の魂を供養するべく、祈祷師により御祓いなどをしてもらうのですが、この家族はそういったものを怠っていたために「赤ん坊に霊が乗り移ったのでは?」と家族会議では結論に到ったとか。

そこで早速御祓いをしてもらうと、赤ん坊は夜中の2時に泣くことは自然となくなったとか。


あなたのまわりに、水子供養をしていない友達はいませんか?



西原


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