●更新日 06/27●  
			
				
				
				闇夜の12階段
 
  
				
				
			 
			
				
				佐倉城址公園にある12階段。 
				 
				元々旧日本軍の訓練用だったそうだが、斬首した首を投げ落としたと言われる井戸が近くにあったせいか、夜中に登ると奇妙なことが起こるらしい。 
				本来12段しかない階段が13段になり喉に激痛が走るという噂がある。 
				
  
				昼間にいってみると、確かに公園の中にある姿は異様。 
				 
				  
				
  
				しかし平日でも人が多いのでそれほどの怖さは感じない。 
				
 
  
				だが 
				
 
  
				夜は違った。 
				
 
 
  
				街灯もない道は真っ暗。 
				
 
  
				 ほとんど見えない 
				
 
  
				月光も森林に遮られ、懐中電灯なしでは前に進むことすらままならない。 
				蛙合戦や姥が家老の娘を誤って落とし、自らも身を投げたという言い伝えで有名な「姥が池」の蛙の鳴き声も、やけに大きく聞こえる。 
				
  
				まるで老婆のうめき声のようである。 
				
 
  
				12階段も昼間とは異なる雰囲気を放っていた。 
				
 
  
				  
				
 
  
				傾斜の激しい階段を1段1段登ってみる。 
				
 
  
				途中、何者かに突き落とされるのではないかという不安が……。 
				
  
				地面から2〜3mだというのに登ってみると結構高く感じる。 
				
 
 
  
				足場の悪い頂上から周りを見下ろしてみたが 
				
 
  
				  
				
 
  
				見えるものは何もなかった。 
				
  
				  
				
  
				果して数日後喉は痛み始めるのだろうか…? 
				
 
  
				ちなみにこの日撮影した写真の多くが何故かエラーを起こしてしまい再生不能になっていた。 
				 
				他の日に撮影したものは全く再生に問題ないのだが……。 
				
 
  
				しかし何故、数多くあった軍の施設の中で、この階段だけ残されたのだろうか? 
				地元では何か撤去できない理由があるのではないかとも言われているが……? 
				
  
				市の担当者に聞いてみると 
				 
				「当時を知る人間がもういないので私達も全く分らず、たまたま残されたとしか答えようがないんです」 
				 
				とのこと。 
				 
				当時、何か特別な理由でもあったのだろうか。 
				いまいち釈然としない。 
				
  
				いずれにせよ、ただの階段ではないのは確かだ。 
				
				 
				 
				 
				
				天口&li.kouji 
				
				
				
				
			 
			 
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