●更新日 04/14●


キン肉マン作者 Twitterで吉野家への思いを語る


先日ニュースウォッチでお伝えした
「仁義なき牛丼戦争」報道にすき家は困惑!?
という記事。
すき家はHPでキャンペーンの告知もなく、実施店舗も不明だっだが12日に店のリストはアップされたようだ


キャンペーン実施中の都内某店にて

吉野家に関しては、
すき家、3月売上高12%増 2ケタ減の吉野家と“明暗”(SankeiBiz)
吉野家HD傘下、ステーキのどん上場廃止へ。債務超過17億円(SFN)
といった暗いニュースが連日伝えられているが、昨日13日は漫画「キン肉マン」の作者で知られるゆでたまご・嶋田隆司先生がTwitterで吉野家のことを語り話題になっている。



それによれば、先生はなか卯の牛丼が好きでよく食べていたが、キン肉マンのアニメが始まるときに吉野家が東映に「キン肉マンの食べてる牛丼を吉野家にしてくれないか」と打診。当時のプロデューサーがOKを出した。会社更生法を申請し再建中だった吉野家はTVアニメでの宣伝効果もあってか再建に成功。
しかし、TV番組「トリビアの泉」で"恩を仇で返され"てしまったり、今の社員は「(牛丼はキン肉マンではなく)華原朋美が流行らせた」と言ったり、キン肉マン29周年のお祝いに賛同してくれなかったりしたという。

嶋田先生出演の「トリビアの泉」

これについて、雑誌やムックで活躍中のフードライターに話を聞いたところ、
「80年代、キン肉マンによる牛丼のPR効果は疑うところがない」
「90年代半ば人気のあった華原朋美が牛丼好きを公言して女性が牛丼屋に行きやすくなったのも事実と思われる」
とのこと。
ちなみに、ネットで流行った「吉野家コピペ」のPR効果は?と質問したが
「それについてはよくわからない」
とのことであった…。

トリビアは「バイトが事情をよく把握できずタダにしなかった」ということではなく、吉野家側には事前に事情も伝えられており周りの客も吉野家社員であったという。
それにもかかわらず、吉野家が嶋田氏に恥をかかせるような仕打ちをしたことに関して「恩知らず」という非難が続出している。しかし番組制作側がそうなるように仕組んだのでは?という疑問も出ていたりするようだ。

以前、
キン肉マンの牛丼キャンペーンはブラックジョーク?
という記事をお伝えした。
キン肉マンがすき家・なか卯とコラボしたとき「金で吉野家を裏切った」といった批難もあったとのことだが、裏にはいろいろな事情があったようである。



探偵O



◇上記のタグを自分のサイトに張ってリンクしよう!


探偵ファイルのトップへ戻る

before
前の記事
●
今月のインデックス
●
次の記事
next