●更新日 03/23●






大橋巨泉、震災復興を語る安倍首相に「ウソつき男、厚顔無恥」と猛批判!





大橋巨泉氏が、安倍晋三首相に対する激しい批判を展開していたことが発覚した。当該の発言が飛び出したのは、『週刊現代』2016年3月26・4月2日合併号の連載「今週の遺言」。タイトルは、「やはり“ウソつき”だった 5年経ってもコントロールされてない福島の現実!」である。

大橋巨泉、震災復興を語る安倍首相に「ウソつき男、厚顔無恥」と猛批判!

東京オリンピックの開催が決まった時の安倍首相の発言について、大橋氏は次のように指摘する。「復興――特に福島原発についての質問に対して首相は、最大限の笑顔で『Under Control』と応えた」。しかし、福島の現状は、それとは全く逆であるというのだ。

「要するに安倍さんは、例の得意の『ウソツキ男』になっていたに過ぎないのだ。本当に厚顔な男で、よく恥かしくないものだと思う」。除染作業の際に回収された土や枝葉は、「中間貯蔵施設をたらい廻しされて、今だに袋のまま放置されている。これだけでも誰もアンダーコントロールできていない」という。

大橋巨泉、震災復興を語る安倍首相に「ウソつき男、厚顔無恥」と猛批判!

アンダーコントロールとは、「たとえば凶悪犯人から武器を奪い、屈強な警察官が犯人の行動の自由を奪った状況を指す。現在の福島原発周辺とは真逆の状況を指す」と解説する。さらに、「こうした生半可な英語を使う時、われらが首相は大体嘘をついている。理由は、日本国民にはあいまいな答えで済ませ、外国人には明確に(たとえ内容がウソでも)伝わる場合が多い」。

大橋巨泉、震災復興を語る安倍首相に「ウソつき男、厚顔無恥」と猛批判!

そして、「日本語が劣化し、怠惰なジャーナリストによって、外国語(主として英語――そしてその略語)がそのまま安易に使われる事が多い」というのが近年の傾向であると論じた。テレビ番組では「みんなが解ったふりで放送され、結局大多数の視聴者は、理解しないまま置かれることになる」と苦言を呈している。

かつて英語を扱った番組の司会を務めたこともある大橋氏としては、現状は放置しがたいものなのだろう。



高橋 高橋


このエントリーをはてなブックマークに追加


関連ニュース
「改憲は天皇の意思に反する!」大橋巨泉が安倍批判
ベッキーと安倍首相のツイッターのハッキングに成功?高校生が自慢で炎上
有名配信者「震災の死者はマヌケ、罰が当たった」避難勧告のモノマネも披露
 証拠画像一覧



探偵ファイルのTOPへ戻る