アグネス・チャン氏を批判した男性が、先月に謝罪文を掲載し、話題になった。「名誉棄損に当たる」という理由で、アグネス氏側がプロバイダーに発信者情報の開示を請求したという。謝罪文には、一連の批判では「正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現」というブログを参照したと書かれていた。

すると、このブログの著者である「ｄｅｌｉｃｉｏｕｓｉｃｅｃｏｆｆｅｅ」と名乗る人物が、１０月２５日に再びアグネス氏を批判した。今年１月、自身にもアグネス氏から発信者情報の開示と更新内容の削除の請求があったという。発信者情報の開示は拒否し、ブログの内容のどこに虚偽があるのか、アグネス氏側に示してほしいと要求したそうだ。


その後、アグネス氏から返信はなかったという。そうした経緯を示した上で、改めて自身の主張を掲載した。日本ユニセフ協会は、巨額のピンハネをしていると論じる。日本人から集めた募金の約２０％をピンハネして、マスコミなどへの広告費・広報宣伝費として用いていると批判。業務委託費が１０億円以上あるという点も、疑問視した。

また、アグネス氏の講演料が１回１００万円以上とされることを挙げ、業務委託費から講演料が支払われているのではないかと推測している。当サイトが日本ユニセフ協会に尋ねたところ、アグネス氏への批判は事実無根であるという。アグネス氏らは講演も含め、いずれも無報酬で活動に協力しているとのこと。協会ＨＰにも、同様の記載がある。



アグネス氏の事務所にも、取材を申し込んだ。ブログの内容の詳細を確認するとのことで、後日に回答が届いた。ブログの著者が匿名のため、文責が不明であるという。著者の実名や所属が明らかになれば、「裁判所など、真実をジャッジして頂ける場におきまして、必要に応じて対応をする所存です」という。

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高橋