空前のブームを巻き起こしたディズニー映画『アナと雪の女王』。

未だ芸能界にも少なからず影響を及ぼしているが、そんな中で最もアナ雪効果の恩恵を受けたと言われているのが神田沙也加だ！




「ＭａｙＪ．と松たか子が同じ曲を歌った事で様々な論争が起こりましたが、一方で神田沙也加の出演する番組の視聴率が軒並み上がり、一気に株が上がりました」（業界関係者）

神田沙也加といえば、松田聖子と神田正輝の間に生まれたサラブレッド。

ところが、偉大すぎる両親の存在が仇となり、数いる二世タレントの中に埋もれて七光りのイメージを払拭できずにいたのは周知の事実だろう。

そんな神田がついに実力を評価され、七光りタレントからの脱却に成功したのだ！

「実はミュージカル女優として地道に活動しており、その事実を知らなかった人から『努力してた』と勝手に評価されて好感度アップに繋がりました。それと、母親の存在も大きい。永遠のアイドルのプライベートを堂々と語れる唯一の芸能人ですから。そういったところでも需要はある」

一方、様々な場所で主題歌を歌いまくったＭａｙＪ．は、知名度こそ上がったものの好感度がイマイチ伸びず、歌えば歌うほど「松たか子の歌が聴きたい」と言われてしまう結果に……。

「歌唱力だけは評価されてますがオリジナルのヒット曲も無く、ますますカラオケ歌手というイメージがつきました。今後の活動にプラスになったとは言い難い」

２人にとって代表作となった『アナと雪の女王』。

まだまだ伸び代があると評価された神田と、歌手として致命的な烙印を押されてしまったＭａｙＪ．の違いはどこにあるのか。

世間の評価が仕事に直結するだけに、ありのままに受け入れるしかない辺りが皮肉な話である。

とはいえ、一番得したのはＭａｙＪ．効果（？）もあって、沈黙してるだけなのにプラスの方向へ一人歩きしている松たか子だったりする？



芸能探偵