専門学校の入学案内資料に掲載されている学生のイラストが盗作であるとの指摘がなされ、注目された。

発端は、自分の作品を盗用されたという人物による暴露だった。「私が２０１１年１１月にｐｉｘｉｖに投稿した絵と酷似した絵が　大原簿記専門学校　池袋校　が２０１４年に発行したパンフレットに掲載されています。コラージュやトレースの許可は一切出していません」（注：上記の学校名は誤り）。このツイートには、両者を比較した画像もある。


その後、発言の一部を訂正。正しくは２０１３年１１月の作品だが、「パンフレットが発行された日にちよりは確実に前です」。さらに、「ホームページの２０１４年生徒作品というページにも載ってるみたいですね」と指摘。この件が各所で話題になると、一部で「売名」、「自作自演」といった声も上がった。


それらの批判に対しては、「私一人の自作自演ではありません。私は大原の学生ではありませんし、イラスト系の学生でもありません」、「売名でもありませんし、フォロワー稼ぎでもありません」と返答。そして、問題の作品が掲載された資料の実物を撮影した画像もアップロードした。


当サイトでは、大原情報ビジネス専門学校池袋校に連絡を取った。一連の暴露を行った人物は、「学校には明日連絡します」、「学校のホームページにメールボックスがあれば、今からそちらにメールします」と５月２６日にツイートしていた。だが、２８日１３時の時点で、本件については全く知らなかったと、池袋校の担当者は述べた。

自身以外が把握している可能性は否定できないとのことだが、少なくともその時点で情報は共有されていなかったようだ。詳細を尋ねられたので、騒動の概略と経緯を説明した。当該のイラストを描いた学生は誰なのか、また、盗作疑惑の真偽に関して、調査を行うという。

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高橋