先頃、社長のツイートが物議を醸した株式会社スタートトゥデイは、通販サイト「ＺＯＺＯＴＯＷＮ」を運営する企業だ。  このサイト関連で自らも被害に遭ったというアパレル業界の関係者から、「炎上などよりも、もっと深刻な問題がある」との情報が寄せられた。ＺＯＺＯＴＯＷＮで買い物をしたことがないにもかかわらず、クレジットカードを使用して商品を購入したことになっていたという。カード会社から連絡があって、初めてそのことを知ったそうだ。  カード会社からは、他にも被害が発生しているとの説明があったという。ネット上でも、同様の被害を受けたという人々の報告が少なからずある。こうした問題が生じる原因として指摘されているのは、ＺＯＺＯＴＯＷＮでクレジットカードにて購入する際に、氏名やセキュリティ・コードの入力が不要であるということだ。  この問題を、株式会社スタートトゥデイに取材した。セキュリティ・コードの入力の有無に関しては現在、関係会社と検討している段階であるという。氏名については、商品購入時に届け先を購入者が入力することによって確認できると、広報の担当者は述べる。しかし、過去に発生したクレジットカードの被害では、この点がまさに悪用された。 ある人物のカード番号とその有効期限を把握することで、同じ有効期限を持つ多くの他のカードの番号を割り出し、それを使って不正に購入するという手口だ。その際に、カード所有者の氏名やセキュリティ・コードの入力が不要なサイトが狙われやすい。これに関しても、同社では検討事項になっているそうだ。 入力項目が少ないことには、何か特別な理由があるのかと尋ねたが、特にそうしたものはないとのこと。安心してサイトを利用できるよう、同社ではシステムの改善に全力で取り組んでいくという。 その他の証拠画像は、こちら 高橋  |
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