●更新日 11/18●


AKBだけじゃない!アイドルがファンの暴走で引退危機


人気アイドルグループ『AKB48』メンバーの郵便物が盗まれるという事件が起こった。
犯人は熱狂的なファンの男性で、渋谷耕太被告。

08年9〜10月にかけ、メンバー1人にあてた葉書を2通盗んだ疑いがあり、自宅からは08年9月〜09年8月にかけてメンバーや元メンバー11人にあてた手紙や年賀状、公共料金等の請求書など約200通が発見されたという。

さいたま市内に住むメンバーが「自宅に郵便物が届かない」と浦和署に相談して発覚したとのことだが、犯行の手口はイベントなどで知り合ったファンとの情報交換でメンバーの住所を入手し、勝手に転居届を提出。
メンバーあての郵便物が自宅に届くようにするという至ってシンプルな方法であり、いとも簡単に個人情報が盗まれてしまうという現状に背筋が凍り付いた人も多いだろう。


いくらコンセプトが「会いに行けるアイドル」とはいえ、窃盗は御法度である。
が、これは氷山の一角だという。

「アイドルと疑似恋愛しちゃうファンは多いです。まぁ、そういう対象になるのは当然なことですけど、あまりに盲目的になられると困りますね。AKBの件もキツイですけど、表に出てないだけで、もっと酷い話はたくさんありますよ」(某芸能事務所関係者)


ファンによるストーカー行為で引っ越しを繰り返した有名グラドルの例もあるが、アイドルの有名無名を問わず被害があるようだ。

「結婚してくれ!」や「あなたは運命の人だ」なんて手紙が事務所に届くのはまだいい方で、アイドルを後ろから自宅近辺まで隠し撮りし続けたビデオを送って来るやからもいたという。
疑似恋愛と犯罪の区別がつかなくなったパターンであるが、中にはイベント等で自分が好きなアイドルのデタラメな情報(マネージャーとデキてる。枕営業してるなど)を流すという屈折した愛情を捧げるファンもいるとか……。


「ファンによるストーカー行為に悩んでた一人暮らしのグラドルが、住んでる家のドアを壊されたこともあります。結局は引っ越しましたが、グラビアアイドルはそんなに給料もらってるワケじゃないですからね。引っ越しのお金とか手間とか、本人の環境とかいろいろと影響出てきて、女の子は精神的にまいっちゃいますよね」


ファンによる犯罪スレスレの行為により、精神的に疲れて密かに引退しちゃうアイドルもいるそう。
イベントの帰りはいつもと違う道を通って帰るなどの対策を練ってるアイドルもいるが、まずはファンが疑似恋愛と犯罪の境界線を見極めることが大切。
大好きなアイドルに末永く活躍してもらうためには、くれぐれも暴走注意なのである。



芸能探偵



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