●更新日 04/14●
中山秀征ショック!視聴者はおもいッきりシカト?
日テレの長寿番組『おもいッきりテレビ』の終了に伴い、新番組『おもいッきりDON!』が始まった。
司会者に抜擢されたのは、ゆる〜い司会っぷりが好評の中山秀征である。
前番組とは違い、中山をサポートするアナウンサー陣も若手を起用。
そこには、高齢者を強く意識した前番組とは一線を画したいとの意図もあるのかもしれない。
とはいえ、番組内容を見ると従来の視聴者も手放したくない様子も垣間見れる。
例えば、健康になる方法としての食品や指圧の紹介。
これはみのもんたが売りにしてきたテーマでもある。
放送開始直後の4月1日には、キャベツの効果について特集したのだが、その放送内容が一部で疑問視されているという。
キャベツに含まれるボロンという成分が、女性ホルモンを活性化させて胸を大きくする効果があり、ビタミンCによって美肌効果も期待できると紹介!
誰もが意識せずに食べていた身近な野菜がめちゃめちゃ女性の味方だったことになる。
が、このような内容に対して、「特定の食品の効果を強調して過剰なブームを作ることを、いつまで続ける気なのか」という批判が、消費者団体関係者から出ているようだ。
「効果があるといってもバランスよく食べる中で、その食品を意識して摂取するというのが基本。新しいダイエットや健康法が次々に生まれては消えていく。それって結局、テレビや雑誌が無責任に国民を煽ってるだけですよ」(消費者団体関係者)
以前、テレビで紹介された食品が、翌日スーパーの棚から消えるということが度々起きた。
日本人の悪いクセというか、テレビの影響力というか……。
妄信的にその食品ばかりを食べ続けて、体調を崩した人々も出たらしい。
そんな状況が続く中で、『あるある大事典』の納豆ダイエット捏造問題をきっかけに、視聴者の目も厳しくなってきている。
これらの件に関しては、みのもんたも批判の対象になった一人。
では、中山にも同様の批判が次々に寄せられているのだろうか。
「それがどういうわけか、この番組への反響が少ないんです。『おもいッきりテレビ』の頃は、たとえ批判の投書でも、それなりに来たものですが……」(新聞記者)
似たような路線でも、みのもんたのインパクトには未だ及ばないということか。
どちらにしても、肯定も否定もされないというのは視聴者が感心を持ってない証拠である。
芸能界の帝王と言われたみのもんた枠をゲットし、日テレの顔になった中山としてはあまり良い状況とはいえないだろう。
後継者としてはそろそろ何かしらの反応がほしいところである。
このままでは、バッシングの常連という伝統だけ継承しちゃいそう?
芸能探偵
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