●更新日 01/06●


彼の時代は終った!?本格復帰した久米宏が大ピンチ?


テレビへの本格復帰が話題になったものの、視聴率低迷に苦しむ久米宏に追い討ちをかけるような騒動が続発している。

主に問題視されているのは、TBSラジオ『久米宏のラジオなんですけど』での発言だ。
例えば、2008年12月27日の放送は、漫画家の黒鉄ヒロシをゲストに迎えてトークを展開した。
その中での二人のやり取りに対して、こんな非難の声が上がっているという。

黒鉄は、日本が陥っている不況について持論を展開。
派遣社員が仕事を失い、ホームレスが増加していることは自己責任であり、将来を予測して貯金や人間関係をきちんとしておくことで、ホームレスにならないようにすれば良いだけだという。

黒鉄曰く、今の日本を不況と思うか思わないかは各自の気分次第であるとのことだ。

一方、久米も不況は大したことはないという趣旨の発言をした。
「一つのフェーズに過ぎないわけです、今の不況ってのは。一大事みたいなことを言ってますけど……」という。

人類の歴史の中で、人々が生まれては死んでいく中、このような不況は「それほど大げさなことじゃないんですよね。みんなこの世の終わりだって言っているんだけど、みんなそのうち死ぬんだから」と述べた。

これに対して、『不況に直面し苦しんでいる人々への配慮がなさ過ぎるのではないか』という意見が各所から出ているようだ。
一個人の意見としてならともかく、公の番組の司会者としては不適切な発言と考えた人々が多かったのだろう。

更に、この日の放送では視聴者からの声を紹介する際にも批判がでたとのことである。

それは、秋葉原の無差別殺人事件の犯人について、自分の人生を否定するのならば他人を巻き込むのではなく、一人で勝手に死ねばよいという視聴者の意見だった。

この意見に久米が同意しているように受け取れたとのことで、反感を買っているという。
こちらもやはり、一個人としてはともかく、司会者としては非難の対象になってしまうのだろうか。

大物キャスター筑紫哲也の死により、今後の展開に注目が集まるキャスター界だが、久米に関しては『テレビ人として限界がきたのでは?』という声もある。

話題性の割りに視聴率が伸び悩んでいるTBS系『久米宏のテレビってヤツは!?』に対してもやはり批判が多い。


「この番組を批判する投書がそれこそ毎週のように届くんです。それも、『迷走している』『何をやりたいのか分からない』『内容が軽すぎる』『彼の時代は終わった』そういう厳しい意見ばかりです。番組に肯定的な意見はほとんど見られません。以前の番組『A』も視聴率が低迷してすぐに打ち切られましたが、当時と似たような状況ですね」(新聞記者)


かつて『ニュースステーション』では、賛否両論とはいえ数々の話題を振り撒いた久米だが、今となっては、久米宏ってヤツは!?≠ニいう嘆きが聞こえてきそうな状況か……。



芸能探偵



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