●更新日 08/11●


話題ドラマ、まさかの視聴率に脚本家も困惑?


携帯小説から火がつき映画化されて大ヒット、満を持してドラマ化された『恋空』(TBS)がまさかの大苦戦。初回の視聴率が5.6%というかなり不調なスタートを切ってしまった。



これには局側もさすがに慌てたのか、第1話と第2話を巨大スクリーンで再上映する企画『プレミアム上映会』の実施を、ドラマHP上で発表。

『恋空』脚本家の渡邉睦月氏も予想外の不調にブログで複雑な心境を吐露している。

『最初は、10の位が抜けてるんだろうと思いましたが、何度確認しても、5.6パーセント。いや〜、連ドラの初回で、ゴールデンタイムでこの数字をたたき出してしまったというのは、ある意味、歴史かもしれません。ショックというより、びっくりしてしまって、なんだか、ずっと信じられませんでした』


映画の大ヒットがあっただけに負のオーラが漂ってしまう結果に、『何が避けられた原因だったのか、とか、自己分析を始めました』と記した渡邉氏に対しても視聴者からの厳しい意見が続出した。

・家族団欒の時間である土曜夜8時に放送する内容じゃない
・意識して見ないように勤めています。内容がひどすぎです。反面教師にもなりません
・既にブームの去ったケータイ小説ネタじゃいくらヒットしたとはいえ今更感は拭えません
・もう深夜で放送した方が良いんじゃないですか?
・はっきりいってつまんない つまんない上に不愉快 


※ブログのコメント欄より抜粋


また、某大手新聞社には早くも批判の投書が届き始めたようだ。

「視聴者のターゲットを絞れなかったことが低視聴率の一因だと思います。家族では観たくない、そうかといって、ドラマが好きそうな世代もこの時間帯では観ない。原作から毒を抜いて家族向け路線のドラマに、という意図自体が理解しがたいですね。」(新聞記者)

番組の内容に関してだけでなく、これまでに度々問題になった作品を、あえてこの時間帯にドラマ化するTBSへの疑問の声もあるとのこと。

ドラマHPは、『この作品は家族で安心して見られる』と盛んに健全な内容であること強調している。
が、局側の守りの姿勢が露骨に出ている時点で、原作ファンの期待は冷めてしまうのではないだろうか。


ちなみに、前述のブログとは対照的に、番組HPの掲示板のコメントは、そのほぼ全てが肯定的な評価や応援メッセージ。

このままでは「まさか、ここでもTBSお得意のパターンが展開されてるのか!?」などといった邪推まで聞こえてきちゃう?



芸能探偵



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