●更新日 04/27●

ジュード・ロウ来日 家族愛を語る


先週から大絶賛公開中の映画『コールドマウンテン』の来日会見。

今月6日に訪れたアンソニー・ミンゲラ監督とレニー・ゼルビガーから一足遅れて初来日を果たしてくれたのは、ロンドン発の実力派人気俳優ジュード・ロウ。狭い会場内がごった煮状態になるほど。

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▲ジュード・ロウ一人の撮影に3ヶ所の場所が設けられたがこのひと数。

来日に遅れた理由は、昨年離婚した女優セイディ・フロストとの間にいる子供と休暇中であったからなのだが、子供のために・・・・・・と2日の予定を終えて早々と帰国の途についた様子。

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▲ドラゴンボールのベジータ並みに後退している髪型もV字の首元から見える胸毛も格好よく見えてしまうジュード

興味津々の取材陣から熱い質問がジャンジャン飛ぶなかで、彼にとって触れて欲しくない鬼門に突入したのは会見も終盤に差し掛かったあたりのことだった。

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▲「こんな質問されるなんて参ったなぁ」といった表情


Q、ニコールやレニーといった美しい女性と共演しているわけだけど、あなたの理想の女性像は?

ジュード:お母さんです。この世に関わる人間とは恋人や友人だけではなく、ハート、知性から私が学べるものがある。そういう関係が付き合うのに相応しい相手であるし、とても重要じゃないだろうか。これ以上はヤバイから・・・・・・

何を書かれるかと警戒心バリバリ。“お母さん”と理想の女性を挙げただけで、真面目なトークをかわそうとする様子が見え見えである。

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日本語に訳される際も担当・戸田奈津子氏を何度も凝視する。


今回が初のヒーロー役ということで、本当に信頼がおける監督だからこそ引き受けることができたとミンゲラ監督を大きく評価していた。

Q、ジュードにとってのヒーローとは誰?

ジュード:個人的には両親。人生の中で何かを得ているとするなら、両親のおかげ。


この作品は、共演したニコール・キッドマンと関係をもったジュードが離婚危機にまで陥ったと英大衆紙に報じられたことで、ニコール側が損害賠償を起こすなど何かと話題が耐えなかった作品。しかしこの離婚、実は別の方向でも騒がれていた。


クルスの呪い


スペインの女優ペネロペ・クルスと共演する俳優は皆破局を迎えているというのだ。彼女と共演したマッド・デイモン、ニコラス・ケイジ、トム・クルーズが恋人や妻と破局を迎えて今回のジュード・ロウ・・・・・・。ジュードは映画「Diary Of a Young London Physician」(2004)の制作に入る前に元妻フロストから忠告を受けていたという話だが、それでも呪いが解かれることはなかったということか?


最後の最後まで家族愛の話題が途切れることのないジュード。崩壊してもなお家族を守ろうとする彼の必死さが伝わってくるようだった。



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